人気店の新しいチャレンジ！新・山型食パン【萌黄/葛城市】

奈良県葛城市の近鉄尺土駅より、徒歩約5分。
昼過ぎには売り切れてしまうこともある人気ベーカリー『萌黄』。

惣菜系からスイーツ系までいろんなパンが並ぶ。
特にクリームパンは大人気！一度は口にした人も多いはず。

店主の松本さんは、2022年の春の大幅な小麦価格の高騰から、少しでもコストを抑えてお客さんに提供できないかと試行錯誤。
そうして生まれた山型食パンをご紹介！

「高級食パンをしっかりめの化粧とすると、うちのパンはナチュラルメイクなんです。」と松本さん。
バターや生クリームを贅沢に使用した高級食パン。
反対に『萌黄』では、パンの元となる種に力を入れている。

岡山県の『小田像小麦粉』の国産小麦の「春よ恋」を使った種や、レーズンから作られた種、北海道全粒粉の酵素種、国産小麦の湯種の4つを組み合わせる。
酵素が壊れないギリギリの温度で水と小麦粉を炊き、作られた湯種（湯ゲル）がやわらかな口どけにしてくれる。

外はハード系のようにパリッと、中はふわふわもちもち。
小麦の味をしっかいと感じられる山型食パンは、今までの『萌黄』の積み重ねからできた結晶。

この山型食パン生地を使ったパンも見てみよう。

山型食パンの生地に負けないよう、食感をしっかりと感じられる具材を使っているそう。

こちらは炭火焼チキンとカリカリ梅を入れ、さらにその上にモッツァレラチーズをかけてこんがり焼いた一品。
ジューシーなチキンと、味はさっぱり食感は楽しい梅が中にたっぷり。
チーズがしょっぱさをプラスしてくれる。

通常の小豆よりも煮崩れしにくい大納言小豆。
さらに、隠し味に入っているのがホワイトチョコチップ。

このホワイトチョコが名脇役！
味に奥行きをもたらしてくれて、小豆の甘さを引き立ててくれる。

今までとはまた違った『萌黄』の味。
もちろん、人気のパンも健在。

山型食パンとお気に入りのパンを買って、食べ比べてみるのも面白そうだ。

※2022年6月中旬に移転予定。→移転は取りやめになりました。