30日(月) 東日本を中心に7月並みの暑さ 熱中症に注意

30日(月)の全国の天気と予想気温

 30日(月)も、東日本を中心に気温がこの時季としては高く、東京などで7月並みの暑さとなる見込み。引き続き、熱中症には注意が必要だ。

東京も真夏日に迫る暑さ

29日(日)の最高気温

 29日(日)は、佐野(栃木)と上里見(群馬)で35.2℃まで上がり、全国で今年初めての猛暑日に、また、東京都心や大阪などで今年初めて真夏日となるなど、各地で体にこたえる暑さとなった。

30日(月)の予想最高気温

 30日も、東日本を中心に気温の高い状態が続く見込み。予想最高気温は、東京で29℃、名古屋で30℃、福井で31℃など、厳しい暑さになりそうだ。まだ暑さに慣れていない時季であるため、喉が渇いていなくてもこまめに水分をとったり、我慢せずに冷房を使用するなど、熱中症には十分注意が必要だ。一方、西日本では平年並みか低い所が多く、極端な暑さは落ち着く見込み。また、北日本では太平洋側に海から涼しい風が入るため、仙台の最高気温は19℃など、昼間もヒンヤリと感じられる所がある見通し。服装選びに気を付けたい。

西から雨の範囲が広がる

30日(月)昼前〜夜の天気分布予想

 天気は、梅雨前線に近い九州南部や奄美で激しい雨や雷雨のおそれがあり、その他の西日本も雨の降る所が多くなりそうだ。東日本や北日本は日中晴れ間が広がる所が多いが、夜になると東日本を中心に雨の降る所がある見込みで、都心などでも雨具があると安心だ。
(気象予報士・佐々木聡美)

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