御殿場アウトレットへは昼行バスがお得! バスタ新宿から広々4列シートのJRバスで快適移動(乗車体験レポート)

夏休みやGWなどの連休には多くの人が集まる人気商業施設「御殿場プレミアム・アウトレット」に、バスタ新宿から”昼行バス”で行ってきました。今回は2階建てのJRバスの車内や設備を紹介します!バスタ新宿→静岡の人気観光地行きのバス便はコチラ!

目次

現在、新型コロナの影響で運休になっている便も多くあります。予約前にバス会社のWebサイトで運行をご確認ください。

従来より広くなった4列シートにUSBポートやWi-fi完備の快適移動

電車でのアクセスがやや悪く、車がないと行きにくいことがネックになりがちな御殿場プレミアム・アウトレット(以下、御殿場アウトレット)。

その行き方として、意外と知られてないのがお昼に走る高速バス、そう”昼行バス”です。

今回はその昼行バスをネット予約してコンビニで発券、バスタ新宿から御殿場アウトレットへの直行便に乗車してきました。

コンビニで発券した乗車券(撮影:オールライド!編集部)

バスタ新宿から御殿場アウトレットまでの運賃は

気になるバスタ新宿から御殿場アウトレットまでの高速バス運賃は、大人片道1,800円(小人900円)、大人往復3,300円(小人1,650円)とレンタカーを借りるよりもかなりお得なお値段です。

しかも所要時間は約1時間30~40分ほどで、実は電車を利用した場合とほとんど変わりません。むしろ利用する鉄道によっては高速バスの方が早く着くことも。

ただし、当然ながら高速バスは渋滞のリスクがあり、今回の移動でも予想到着時間から40分遅れで御殿場アウトレットに着きました。

ちなみに新宿駅から御殿場アウトレットの最寄り駅まで電車で向かった場合の片道運賃と所要時間は以下の通りです。

・特急の場合
運賃 2,860円(所要時間 約1時間40分)

・小田急線+JR線の場合
運賃 1,296円(所要時間 約2時間00分)

・JR線の場合
運賃 1,980円(所要時間 約2時間10分)

[(https://ryohi.guide/allride/post/787)

【バスタ新宿徹底ガイド】アクセスから乗り場案内、コンセントにロッカー、周辺のシャワー施設まで詳しく紹介

いざバスタ新宿の高速バス乗り場へ

高速バス乗り場がたくさんあるバスタ新宿ですが、御殿場アウトレットに向かうバスはBエリアから出ています。

今回はBエリアのなかでも甲州街道よりのB6乗り場から乗車しました。

B6乗り場の案内表示(撮影:オールライド!編集部)

バスタ新宿では当該バスの発車準備が整い次第、乗り場スタッフから乗車の案内(声かけ)があるので、発車時刻の10分前には乗り場の周辺にいるようにします。

時刻表や券面記載の時刻は集合時間ではなく”発車時刻”なので、遅れないように注意しましょう!

乗車前にバスタ新宿内のコンビニや、お土産店で買い物をする場合や、乗車前にお手洗いを済ませておくことを考えると発車時刻の30分前にはバスタ新宿に到着していることをおススメします。

バスタ新宿内のコンビニの詳細はコチラ
バスタ新宿内のお土産店の詳細はコチラ### 充実した車内設備

今回乗車したのは2階立てのJRバス「Swallow Express」の2階席。乗車口のすぐ右手にある階段で2階部分に上がります。(写真正面に見えているのは階段下にあるトイレのドアです)

2階へ上がる階段(撮影:オールライド!編集部)

同車両は実は1階部分にも10席分の座席があります。窓からの景色は2階席に劣りますが、その分空いているので静かに快適な移動を求める人には隠れた優良シートです。

1階部分の座席(撮影:オールライド!編集部)

上質なシートと快適空間

Swallow Expressはヨーロッパのバス専業メーカーが手掛ける新型車両で、2階に上がるとフローリング調の床に高級感が漂うシートが並んでいます。

またライトも非常に明るいので、読書をする場合でも快適に過ごすことができます。

2階席(撮影:オールライド!編集部)

また、シートも従来よりも1席あたりの幅が広くなっているため、男性でもゆったりとくつろげます。

高級感漂う新型シート(撮影:オールライド!編集部)

前の座席との間隔はそれなりに広いですが、昼行バスのためフットレストがないので靴を脱ぐのは少し難しいです…。

高級感漂う新型シート(撮影:オールライド!編集部)

ドリンクホルダーとポケット(撮影:オールライド!編集部)

ポケットの中には御殿場アウトレットのクーポンシートとショップガイドが入っているので、到着までの時間で買い物の計画を立てることも。

御殿場アウトレットのクーポンシートとショップガイド(撮影:オールライド!編集部)

空調・充電設備

座席の天井部には空調と照明設備があり、乗車した8月にはかなり強めの冷房がきいていましたが自由に調整ができました。

座席天井部の照明・空調設備(撮影:オールライド!編集部)

また、足元にはUSBポートがあるので充電がスマートフォンなどの充電ができます。ただし、コンセントはないので乗車の際には必ずUSBポート対応のケーブルを持参しましょう!

足元のUSBポート(撮影:オールライド!編集部)

トイレ

車両備え付けのトイレは1階の階段横にあるので、利用する際は信号などで停車した際に移動。

新型車両ということもありトイレは清潔感があり、一般的にイメージする高速バスのトイレといった感じではないです。

トイレの様子(撮影:オールライド!編集部)

ただし、進行方向に対して垂直に座ることになるので、用を足している間の横ゆれがハンパじゃないです…。

トイレの様子(撮影:オールライド!編集部)

約2時間20分の高速バス旅

本来の所要時間は約1時間40分ほどと比較的短いため、バスタ新宿から御殿場アウトレットまでの間はSA・PAなどでの休憩はありません。

ただし、先述の通り私が乗車した日は東名高速道路の渋滞に巻き込まれてしまい、実際には約2時間20分ほどかかりました…。

車両の設備が充実しているため少し時間が長くなっても疲れてしまうことはありませんが、単純に暇になりますので、同路線に乗車する際には本やゲームなど時間をつぶせるグッズを持参すると良さそうです!

御殿場ICを下りた後、約5~10分ほどで御殿場アウトレットのイーストゾーンのバスターミナルに(GapとFauchonの前)に到着します。

御殿場アウトレット バス停A乗り場(撮影:オールライド!編集部)

まとめ:JRバス 乗車レポート(バスタ新宿~御殿場アウトレット )

御殿場アウトレット行きの高速バスは座席指定の全便予約制なので、座れないこともなく設備も充実していたため快適に移動することができました。

乗り換えの手間や座れないリスクを鑑みると電車よりも便利かもしれません!

ただし、往復で乗車券を購入していたために、そもそも買い物時間が短いなかで遅れた40分はかなりイタく、実際に買い物できたのは2時間程度の印象です…。

ご利用の際は予定よりも1本早い便を購入することをおススメします!

時刻表

小田急箱根高速バス

●往路

バスタ新宿(発)御殿場アウトレット(着)8:4510:2010:4512:20

●復路

御殿場アウトレット(発)池尻大橋(経由)バスタ新宿(着)16:3017:5118:1517:3018:5119:1518:3019:5120:15#### JRバス

●往路

バスタ新宿(発)御殿場アウトレット(着)8:159:508:5510:309:3511:1010:0511:40

●復路

御殿場アウトレット(発)池尻大橋(経由)バスタ新宿(着)16:0017:1517:4517:0018:1518:4518:0019:1519:4519:0020:1520:4520:0021:1521:45

※都内から御殿場アウトレット行きの高速バス(直行便)は、バスタ新宿のほかにも、東京、品川、池袋からも発着していますので、お近くのバス停をご利用ください。

バスタ新宿→静岡の人気観光地行きのバス便はコチラ!
🚌 バスタ新宿発→静岡着 最安バス便

乗車記はバスの運行や他のお客様の迷惑にならないよう、気をつけて撮影を行っております。

© 株式会社MVコンサルティング