五条院凌、3度目のライブで初のホール公演は満員御礼! 今夏2枚目のミニアルバムリリース決定!

麗しいピアノの音色を世に届けるためTikTokという表現世界に降り立ったピアノ界のニューヒロイン、五条院凌(ごじょういん りょう)が自身3度目となるライブで早くも初のホール公演を実現した。

真紅の幕とカーペットに彩られ、中央にピアノが置かれたステージの上に、讃美歌のようなBGMと共に五条院凌が登場した。 オリジナル曲「ARTEMIS〜美しきお月光に照らされ、君は何を想ふ〜」がこの日の幕開けだった。 五条院の背後には月が映し出され、まるで月明かりの中で演奏しているかのような幻想的な演出が、早くも会場中の心をつかんでいく。 その後は「幻想即興曲」「ラブカ?」「キュートな彼女」「明け星」とカバー曲が披露され、多くの人が気になる手元の映像が映し出される演出もあった。 1部中盤には未発表のオリジナル曲「妖精の森」「炎の唄」「朝日の踊り」が披露され、絵本を読んでいるかのような世界観に観客は癒されていた。 「アリエッティズソング」「悪魔の子」「人生のメリーゴーランド」と今度はカバー曲が続き、「悪魔の子」では落ちサビで歌詞が映し出され、原曲の世界観を五条院らしい解釈で再現していく。 五条院のカバー曲の中でも一番の人気曲となっている「人生のメリーゴーランド」はドラマチックな照明ワークが圧倒的で、逆光が映し出した五条院のシルエットが強烈な印象を残して1部公演のラストとなった。

2部公演では1曲目「TOCCATA」のイントロと共に幕が開き、五条院凌のロゴが映し出される。そしてオリジナル曲「CASTLE〜迷宮の城〜」が始まると、流れ星が駆け抜け、ドラマチックな展開に序盤から拍車がかかっていく。 「Fantastic planet」「Do now why」「ENDLESS SUMMER」とトラック付きの未発表オリジナル曲が続き、「Do now why」では衣装をチェンジして、少し早い夏を感じさせた。

MCでは再び衣装を替え、ファンの間で人気なオリジナル曲「おLOVE」が始まる。 「火炎」「フォニィ」「ヴィエ」と人気のカバー曲が続くと、観客は手拍子と共に大いに盛り上がった。 2部ラストはオリジナル曲「INFERNO GATE〜煉獄の門〜」が披露され、大盛況のまま本編が終了となった。

鳴りやまない客席からの求めに応じたアンコールに、五条院はTシャツ姿で登場した。 4月に1stミニアルバムがリリースされたばかりだが、早くも2枚目のミニアルバムが今夏リリースされると発表があった。 詳細は後日解禁となるので、SNS等をチェックしていただきたい。 アンコール1曲目はオリジナル曲「Rose Waltz」。ドラマチックな始まりとなる。 そして2曲目「CASTLE〜迷宮の城〜」のピアノソロバージョンでは、城の映像が映し出され、五条院の世界観がステージの隅々にまで満たされたまま、ついにこの日の幕は閉じた。

8月にはBillboard Live YOKOHAMA公演が決定しており、ホールでのコンサートとは少し違った五条院の新たな世界観が見られるかもしれない。 まだ計画中のものもあるとのことなので、発表が楽しみだ。(Photo by ViVi Koharu)

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