5カ月未満でワクチン4回目接種 横浜市で5人 医療機関が入力ミス

横浜市役所

 横浜市は30日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種から5カ月が経過していない市民5人に4回目を接種するミスがあったと発表した。現時点で健康被害は確認されていない。3回目を接種した医療機関が国のワクチン接種記録システム(VRS)に実際とは異なる接種日を誤入力していたのが原因という。

 4回目は3回目から5カ月経過した人が対象で、市は国のシステムに入力された接種日を基に4回目の接種券を送付している。

 市によると、20日に60歳以上の8225人に接種券を郵送したところ、記載されている3回目の接種日が誤っているとの連絡が25日に3件寄せられた。27日までに接種日の誤りが判明した72人に電話や文書で注意喚起したものの、5人が接種済みだったという。

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