川崎乳児遺体 死体遺棄罪でタイ国籍の母親起訴 横浜地裁川崎支部

横浜地検川崎支部

 自身の出産した男児の遺体を遺棄したとして、横浜地検川崎支部は30日、死体遺棄の罪で、タイ国籍で川崎市中原区、マッサージ店従業員の女(23)を起訴した。認否は明らかにしていない。

 起訴状などによると、被告は4月19日、同区内のマンションのごみ置き場で、自身が出産した男児の遺体が入ったビニール袋を遺棄した、としている。

 被告は5月10日に県警に逮捕された。県警によると、男児の遺体は生後間もないとみられ、逮捕までの調べでは、司法解剖の結果、死因は不詳だった。体に外傷はなく、腐敗はしていなかったという。

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