Rソックス・澤村拓一がメジャー再昇格 ストラーム離脱に伴う措置

日本時間5月31日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでのオリオールズ戦の開始前に救援左腕マット・ストラームを新型コロナウイルス関連の故障者リストに登録したことを発表した。これによってアクティブ・ロースターが1枠空いたため、2日前にAAA級ウースターへ降格となったばかりの澤村拓一がメジャー再昇格を果たしている。澤村の降格はブルペンのリフレッシュという意味合いが強いと思われていたが、その予想通りにわずか2日でメジャーに戻ってくることになった。

澤村はメジャー2年目の今季、ここまで18試合に登板して15イニングを投げ、0勝1敗、1ホールド、防御率3.60を記録。奪三振率は昨季の10.36から7.80へ低下しているが、与四球率は昨季の5.43から3.60へ向上している。日本時間5月25日から28日にかけて4試合中3試合に登板していたこともあり、ダブルヘッダーを含む過密日程が続くなかでブルペンのリフレッシュ策の一環としてAAA級ウースターへ降格となっていたが、ストラームの離脱に伴ってすぐにメジャー再昇格を果たした。

ストラームは今季ここまで18試合に登板して14回2/3を投げ、2勝2敗1セーブ、4ホールド、防御率3.68、16奪三振を記録。貴重な救援左腕としてブルペンの一角を担っていたが、新型コロナウイルス関連の故障者リストに登録され、戦列を離れることになった。ストラームの離脱により、レッドソックスのブルペンにいる左腕はオースティン・デービスとジェイク・ディークマンの2人だけとなっている。

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