「競争の番人」、寺島しのぶが坂口健太郎&杏のボス役に

寺島しのぶのが、坂口健太郎と杏がダブル主演する7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9:00、開始日未定)に出演する。

本作は、4月期“月9”ドラマ「元彼の遺言状」の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立氏による同名小説が原作。天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

寺島が演じるのは、公正取引委員会の第六審査長・本庄聡子。本庄は謎多き人物・小勝負の過去を知る唯一の人物という重要な役どころだ。公取委には第一審査から第五審査までが存在しており、小勝負や白熊がいる第六審査は、公取委の可能性を広げるために本庄が新たに立ち上げたチーム。普段は物腰穏やかで上品な本庄だが、小勝負や白熊が企業の不正を暴く証拠を見つけるため委員会のトップを自ら説得するなど、“競争の番人”として内側には誰よりも熱い正義心がある。

“月9”初出演の寺島は「このドラマをお受けする以前は公正取引委員会についてほとんど知識がなかったです。セリフが専門用語で難しくないといいなと思いました。“月9ドラマ”への出演は初めてです。今作のような群像劇はチームワークが必要になるので、共演者の皆さんと仲良くできればいいなと考えています」と意気込み十分。

共演の坂口と杏については「お二人とも初めてご一緒するのですが、こういうキャラクターだというのをとても分かりやすく演じていると思います。それぞれの役割がハッキリしていないと面白くないと思うので、そういう意味ではお二人だけでなく、ダイロクのみんながしっかりと役を全うしていますね」と期待する。

放送に向けて「公正取引委員会ってこんなことをしているんだということが、とても痛快に描かれています。台本が難しく考えなくても楽しく読めるので、映像になっても視聴者の皆さんに楽しくお付き合いいただけると思います。ぜひご覧になってください!」とアピールしている。

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