LINE「友達登録」で防災情報ゲット 新機能追加も 栃木県公式アカウント

防災情報を確認できる県公式ラインの画面

 平時から災害時の避難行動を確認してもらおうと、栃木県は無料通信アプリLINE(ライン)の県公式アカウントで、防災情報の発信を強化している。「友だち登録」すると災害や避難所の情報を確認できるが、6月には避難行動をシミュレーションする機能を新たに追加する。災害の恐れが高くなる出水期を控え、県危機管理課は「ラインに登録し、緊急時の行動を想定してほしい」と活用を促している。

 同アカウントは2019年9月に創設され、21年8月には防災情報を充実させる形でリニューアルした。当初は水害を想定した作りだったが、現在は地震や火山災害にも対応。日ごろの備えや災害時に役立つ情報を確認できるほか、宇都宮地方気象台や各市町などといった関係機関のホームページ(HP)にもアクセスできる。

© 株式会社下野新聞社