“イチゴ尽くし”のパン、店の象徴に 1日から販売 那須塩原・丸高屋

発売する「丸高屋プレミアムまるごと苺パン」

 栃木県北地域でラーメン、チャーハン、タンメンなど専門飲食店9店舗を展開する丸高屋(那須塩原市太夫塚6丁目、高久豊(たかくゆたか)社長)が、独自のパン店「MARUTAKAYA BAKERY(マルタカヤベーカリー)」を立ち上げた。西那須野店(那須塩原市五軒町)で6月1日販売開始の「丸高屋プレミアムまるごと苺(いちご)パン」を、同ベーカリーを象徴する商品にしていく考えだ。

 丸高屋は2020年から食パンのフランチャイズ店3店舗を展開。今年3月からは、各店を「MARUTAKAYA BAKERY」の店舗に切り替え、卵とマーガリンを使わない「丸高食パン」や「プレミアム ブルーベリーブレッド」などを販売している。

 新たに考案した苺パンは、イチゴペーストを使ってピンク色にした生地で、イチゴペーストとホイップクリームを包み、イチゴをのせた“イチゴ尽くし”が特徴となっている。

 高久社長は「丸高屋グループは県北ナンバーワン飲食店を目指している。栃木県で最も有名なのはイチゴ。とちおとめを使用してトップ商品にするという社員の発案でできた」と話す。

 価格は486円。15日からはイオンタウンさくら店(さくら市桜野)、大田原店(大田原市本町1丁目)でも販売する。各店1日限定50個。

6月1日に「丸高屋プレミアムまるごと苺パン」を販売するマルタカヤベーカリー西那須野店=那須塩原市

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