気象庁は、沖縄本島地方で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
沖縄本島地方 南城市玉城付近 約110ミリ(午後0時20分)
南城市佐敷付近 約110ミリ(午後0時20分)
沖縄本島中南部では、梅雨前線の影響で局地的に雨雲が発達している。
午後0時50分現在、那覇市や南城市などに「土砂災害警戒情報」が発表されている。31日(火)夕方にかけても、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒が必要だ。発達した積乱雲の下では、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意したい。
記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。