仙台うみの杜水族館でイロワケイルカの繁殖を目指す 三重・鳥羽水族館からオスが引っ越し

仙台うみの杜水族館に、オスのイロワケイルカがやってきました。飼育しているメスのセーラとの繁殖に挑戦します。

17日に三重県の鳥羽水族館からうみの杜水族館にやって来たのは、オスのイロワケイルカのライトです。

イロワケイルカは、チリ南部の冷たい海に生息するイルカで、体長は約1.5メートル、白と黒のツートンカラーが特徴です。

国内で飼育されているのは、うみの杜水族館と鳥羽水族館の計6頭のみと稀少なイルカで、うみの杜水族館では飼育しているメスのセーラとの繁殖を目指しています。

国内最高齢で31才のセーラに対し、ライトの年齢は6才。2頭の相性はというと。

仙台うみの杜水族館寺沢真琴飼育員「最初のうちは少しお互い様子を見るような、離れて泳ぐようなところもあったが、結構仲良く、ラビングといってコミュニケーションをとりながら体をなで合いながら泳ぐ様子もとても多くみられているので、相性は良い方ではと思っています」

イロワケイルカの繁殖期は4月から6月とみられ、閉鎖したマリンピア松島水族館で2013年に繁殖に成功しているということです。

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