宮城県警の女性警察官が逮捕術や護身術を学ぶ研修会 軽くて扱いやすい警杖も使用

女性警察官が逮捕術や護身術を学ぶ研修会が、宮城県名取市の警察学校で開かれました。

研修会には、交通機動隊や交番勤務などの女性警察官36人が参加しました。

県警では、2020年度の警察官採用試験から身長と体重の基準が撤廃されて小柄な女性警察官が増えたため、2022年度から軽くて扱いやすい三段式警杖が導入されていて、参加者は31日の研修でも、三段式警杖を使った逮捕術などを学びました。

泉警察署藤島優莉巡査「警杖や警棒を普段から使うわけではないので、大事な場面に遭遇したときにすぐ使えるように、日ごろから練習していきたいと思いました」

県警では、2021年の1年間に警察官が職務中にけがをする事故が25件発生していて、警察官の身を守るためにも定期的に研修会を実施することにしています。

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