民間とともに… 県庁が変わる!? 敷地内のスペース活用 広島

県の中心部が新しく生まれ変わろうと動きだしました。変わるのは県庁の敷地です。

岡森吉宏記者「広島市内中心部にある県庁その立地を最大限活用しようと、県庁のスペースを再活用する計画が動き出しています。こちらの駐車場も生まれ変わるんです」

県が民間運営による新たな活用方法を検討しているのは全部で7カ所。

現在、そごうなどの道路向かいにある駐車場はカフェなどの憩いの場を想定。

県庁南側の森や一部の駐車場はイベント広場などへリニューアル予定です。

憩いや賑わいの創出をテーマに県が今回採用したのは「サウンディング」という新しいやり方。

事業の検討段階で事業者から直接意見を聞いたり、提案を受けたりしたプランを事業計画に反映する手法で、民間業者が参入しやすいというメリットがあります。

31日の事前説明会には46社が参加。

業種も建設業やIT企業など様々で、それぞれの視点から具体的な活用プランを募っていくということです。

参加した企業「民間の意見を聞いてくれるという仕組みは大変やりがいも感じますし、広島県をしっかり発信できるような企画を提案さしてもらいたいなと思っています」

県財産管理課 長延亮作担当監「より多くの皆さんのご意見をできるだけ反映して、それを企画に盛り込みながら県民に愛される憩いの場になればと思っています」

県は8月までに民間からの意見をまとめた活用プランを作成した上で、今年度中に運営事業者を公募、来年度中に施設整備を進める予定だということです。

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