新中学のバス生徒負担減を 西都市検討委会合

 西都市学校再編調査検討委員会(委員長・川井田和人市教育長)の本年度第1回会合は5月27日、同市コミュニティーセンターであった。公立中5校を再編して妻地区に設置する新中学校の、スクールバス運行などについて議論した。
 スクールバスを4路線運行し、通学距離が片道6キロ以上となる生徒が利用できるなどとする素案について議論。委員からは生徒負担がさらに少ない路線の検討を求める意見などが出た。今後、各学校のPTAで意見を随時集約し、検討委の議論に反映させる。
 このほか委員からは、再編に向けた進捗(しんちょく)状況の分かりやすい広報や、子どもたちの要望もさらに反映させる場づくりを求める声が上がった。
 市教委からは、市民らを対象に公募していた新中学校の名称について、186点の応募があったことも報告された。検討委などで候補作を絞り、市議会での承認を経て今秋にも決定する。

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