「勝利目指して挑戦」 カターレ、1日に天皇杯J1神戸戦

神戸戦に向けて調整する選手ら=北陸電力総合運動公園

 サッカーの第102回天皇杯2回戦で、富山県代表のJ3カターレ富山は1日午後6時から、神戸市のノエビアスタジアム神戸でJ1神戸と戦う。元スペイン代表のMFイニエスタら実力者を数多く擁する強豪だが、石崎信弘監督は「勝利を目指して失敗を恐れずに挑戦したい」と意気込む。

 富山は1回戦で静岡県代表のJ3藤枝と対戦し、前半に決めた1点を守り切った。5月29日のJ3第10節でも相模原に1-0で勝利し、公式戦4連勝と好調を維持している。

 一方の神戸は、リーグ戦で最下位に沈むなど波に乗れていない。富山は前線から積極的にプレスを掛け、主導権を握りたい。

 チームは31日、富山市の北陸電力総合運動公園で、戦術の確認やPKを練習して最終調整した。FC東京ユース時代に、神戸の日本代表FW武藤嘉紀やMF橋本拳人らと共にプレーしたMF佐々木は「対戦できるのは楽しみ。自分たちが持っているものを全部出したい」と力を込めた。

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