レッズが接戦を制す フェンウェイ・パークで1975年WS以来の勝利

【レッズ2-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッズは先発のルイス・カスティーヨが6回100球を投げて被安打1、奪三振10、与四球3、無失点という見事なピッチングを披露。2対1でレッドソックスとの接戦を制し、敵地フェンウェイ・パークでの勝利は1975年ワールドシリーズ第7戦以来47年ぶりとなった。カスティーヨは2勝目(2敗)、4番手のトニー・サンティヤンは4セーブ目をマーク。レッドソックス先発のマイケル・ワカに今季初黒星(3勝)が記録された。

カスティーヨとワカによる投手戦となった一戦は、両軍無得点で迎えた6回表にレッズが連打で無死1・3塁のチャンスを作り、二死後にニック・センゼルのサードゴロをラファエル・デバースが送球エラーしてレッズが1点を先制。ワカは自責点0のまま6回途中でマウンドを降り、一方のカスティーヨは6回1安打無失点の快投を見せた。

レッズ2番手のアレクシス・ディアス、3番手のハンター・ストリックランドが合計2イニングを無失点に抑え、試合はレッズが1点リードのまま最終回へ。レッズは9回表二死2塁からマット・レイノルズのショートへの内野安打がザンダー・ボガーツの送球エラーを呼び、貴重な追加点を手に入れた。

9回裏に4番手のサンティヤンがアレックス・バードゥーゴのタイムリー内野安打で1点を返されたが、2対1で逃げ切り。フェンウェイ・パークで47年ぶりに勝利し、今季のメジャー最低勝率からも抜け出した。

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