新潟市「白根大凧合戦」、6月2日Youtubeにて生配信。ドローン空撮が活躍

新潟市は、「白根大凧合戦」を、6月2日にYouTubeで生中継する。 前年度のドローンによる空撮映像を活用した映像が「大迫力だった」と好評を博し、今年度も実施するという。

白根大凧合戦は、新潟市南区において、300有余年の歴史を持ち、新潟県指定無形民俗文化財になっている。綱のついた7m×5mの「大凧」や亀甲型で2.8m×2.2mの「巻凧・六角凧」を、中ノ口川の対岸の陣営からそれぞれ揚げ、空中で2つの凧を交差させる。 絡んだまま川面に落下した凧を両陣営が引きあう綱引きに突入。引き合いの末、相手の綱を切った方が勝ちとなる。 役者絵やオリジナルの色とりどりの巨大凧をはっぴを着たチーム総出で引き合う競技スタイルは非常に見応えがある。

凧合戦の様子

同イベントは、コロナ禍の過去2年は中止や縮小開催を余儀なくされていたが、県内外問わずより多くの人が観戦できるよう、昨年よりYouTube配信を開始した。 視聴者からは「ドローン映像が非常に迫力があった」「凧合戦を上空から見ることができ、現地では見られない角度からの映像が良かった」との意見が寄せられ、今年度も実施する事となったという。 今年度は5日間の通常開催となる。

そのほか、地域おこし協力隊が地元民に凧の魅力を取材したり、凧合戦に関する質問や応援コメントを応募フォームから募集するとしている。

合戦会場の様子

開催概要

▶︎新潟市南区役所産業振興課

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