香川の「新幹線駅」はどこに? 四国新幹線の実現目指し他地域の事例報告書まとめる 高松市

四国新幹線の実現を目指す団体が、他の新幹線の事例などをまとめた報告書を発表しました。

香川県に新幹線が通るとしたら、「JR高松駅」「JR栗林駅」「ことでん伏石駅」「高松空港の地下」、どこがいいと思いますか?

報告書をまとめたのは、官民連携で四国新幹線の開業を目指す「四国新幹線整備促進期成会」。報告書では、北陸新幹線や西九州新幹線が通る5つの駅を調べ、利便性や町のにぎわいなどを評価しています。

富山駅では、新幹線の整備をきっかけに地上23階・地下1階建ての複合施設が建設されるなど魅力的なまちづくりにつながっているといいます。

2021年に香川経済同友会がまとめた提言書では、香川県の新幹線駅の候補地として、「JR高松駅」「JR栗林駅」「ことでん伏石駅」「高松空港の地下」を挙げています。報告書でこの4地点について評価はしていませんが、他の地域の事例を見ながら考えてほしいとしています。

(四国新幹線整備促進期成会/石原俊輔 事務局代表)
「夢を持っていただくためには、新幹線が来ると、こういうまちづくりも可能になるというイメージを持っていただくことが必要だと思いますし、具体的なまちづくりにそれを反映させていくこともできます」

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