医療機関をサイバー攻撃から守る「Ryobi-MediSec」提供開始

サイバー攻撃への対策と緊急支援を提供

株式会社両備システムズは、2022年6月1日、医療機関向けセキュリティサービス『Ryobi-MediSec(リョウビメディセック)』の提供を開始しました。

同社は、ソフトウェア開発やデータセンター事業などと共にセキュリティ事業も手がける企業です。『Ryobi-MediSec』は、病院などの医療機関に向けてサイバー攻撃への対策と緊急時支援をトータルパッケージで提供するサービスとなっています。

国際情勢を背景として激化しているサイバー攻撃

現在、国際情勢を背景としてランサムウェアなどのサイバー攻撃が激化しており、日本でも社会的インフラにおける被害が拡大し始めました。こうした状況を受けて厚生労働省は、2022年3月に「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(第5.2版)」を発表。セキュリティ対策の強化を、医療機関などに要請しています。

セキュリティ事業で医療機関へのコンサルティングを行ってきた同社も、2021年夏頃よりサイバー攻撃に関する相談が増加したことを察知。医療の提供停止といった事態を防止するためにも、事前のリスク分析から緊急時の対応までをカバーするセキュリティサービスパッケージが必要であると判断し、『Ryobi-MediSec』の提供開始に至りました。

緊急時対応に向けた専門家契約も

『Ryobi-MediSec』は、厚生労働省が発表した「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠する形で開発されました。セキュリティ対策ソリューションパックや、セキュリティリスクの移転/補償、また緊急時対応に向けた専門家契約といったサービスが、トータルな形で提供されます。

同社は今後も、セキュリティ事業を強化するとしています。

(画像はプレスリリースより)

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医療機関向けセキュリティサービス『Ryobi-MediSec』提供開始 – 株式会社両備システムズ

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