海老名市で帰宅途中の女子高生を車ではねる 殺人未遂容疑で男を逮捕 殺意は否認

海老名警察署

 女子高校生を車ではねて殺害しようとしたとして、神奈川県警捜査1課と海老名署は1日、殺人未遂の疑いで、平塚市須賀、会社員の男(27)を逮捕した。県警によると、男は「殺意はありません」などと供述、容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、5月中旬午後8時10分ごろ、海老名市内の路上で、自転車に乗っていた同市の10代の女子高校生を後ろから車ではねて殺害しようとした、としている。女子生徒は追突された衝撃で転倒するなどして右足に重傷を負ったが、命に別条はないという。

 県警によると、女子生徒は学校から帰宅途中で車道の端を通行していた。女子生徒が「車にぶつけられた」と署に通報。警察官が駆け付けた時には、男は車で現場を立ち去っていた。女子生徒と男に面識はなかったという。

 現場周辺の防犯カメラ映像などか男が浮上した。

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