大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台を音声案内 茅ケ崎市が実証実験 横浜国大生がスマホアプリ開発

GURURI(ぐるり)を起動したスマホの画面(茅ケ崎市提供)

 神奈川県茅ケ崎市は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送に合わせ、市内の源頼朝などにゆかりがあるスポットを紹介する音声ガイド・情報サービス提供の実証実験を始めた。スマホのアプリを使って、現在地とゆかりの地の位置情報を連動させることで、音声ガイドを聞きながら観光を楽しめるという。今年12月末まで。

 スマートフォンWeb用アプリ「GURURI(ぐるり)」を開発したのは、横浜国立大学4年の中野賢伸さん。観光客が集中する「オーバーツーリズム」を解消するために作ったという。スマホで二次元コードを読み込めば、スポット情報やアプリ利用者のコメントが見られる。

© 株式会社神奈川新聞社