メッツ6連勝 カラスコが5回無失点、リンドーアは10試合連続打点

【ナショナルズ0-5メッツ】@シティ・フィールド

ナショナル・リーグ東部地区の首位を快走するメッツは、投打がしっかりと嚙み合ってナショナルズに5対0で勝利。フィリーズ3連戦、ナショナルズ3連戦と同地区球団を相手に2カード連続のスイープとなり、連勝を6に伸ばした。メッツ先発のカルロス・カラスコは父親が観戦に訪れるなかで5イニングを無失点に抑え、6勝目(1敗)をマーク。ナショナルズのエバン・リーはメジャー初登板初先発で黒星を喫した。

カラスコは制球が不安定で毎回走者を出す苦しいピッチング。3回表は二死から三者連続四球で満塁のピンチを招いたものの、ヤディエル・ヘルナンデスを見逃し三振に仕留め、ナショナルズに先制を許さなかった。4回表は一死から連打で1・3塁となったが、ディー・ストレンジゴードンをセカンドゴロ併殺打に仕留めて無失点。5回表も二死から2・3塁のピンチを背負ったが、ヘルナンデスをキャッチャーゴロに打ち取って事なきを得た。

カラスコが無失点ピッチングを続けるなか、メッツは4回裏にトマス・ニードのタイムリーにストレンジゴードンのエラーが重なって2点を先制。7回裏にフランシスコ・リンドーアが10試合連続打点となる犠飛を放ち、8回裏にはニードの2点タイムリー二塁打でダメ押しした。9番打者のニードは4打数4安打3打点の大活躍。リンドーアの10試合連続打点はナ・リーグの遊撃手としては2009年のハンリー・ラミレスに並ぶタイ記録となっている。

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