沖縄でまっすぐの虹?  県庁上空で「環水平アーク」現象を確認

 沖縄県那覇市内では1日午前、虹が横一直線に伸びたように見える「環水平(かんすいへい)アーク」とみられる現象が確認された。

 環水平アークは、太陽が高い夏場に特徴的な現象で、太陽に対して低い空に現れる。薄い雲に含まれる氷の結晶に太陽光が屈折して虹のようにカラフルに見える。同日午前11時半ごろ、那覇市の県庁上空方面に、ほぼ水平の虹のようなものが見られた。沖縄気象台では、同日午前10時50分から同11時半ごろにかけて同じ現象を確認しており「おそらく環水平アークではないか」と話している。(ジャン松元)

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