宮崎県内祭り 3年ぶり再開動き グルメ催しは断念も

コロナ禍前の2018年に開かれた細島みなと祭り。地域の伝統を継承しようと3年ぶりの開催が決まった

 新型コロナウイルス禍で3度目となる夏祭りシーズンが迫る中、中止を余儀なくされてきた県内各地の祭りや花火大会を3年ぶりに再開しようとする動きが広がっている。「中止が続くと、地域のにぎわいや伝統文化の灯が消える」「集客力のある祭りで交流人口を増やし、疲弊した地域経済を立て直したい」。主催者は規模を縮小したり、酒類販売を控えたりと、感染対策との両立を模索する。一方で、グルメイベントなど内容を踏まえて、再開を断念した団体もある。

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