NHK杯長崎県高校野球 4日開幕 例年以上に混戦模様、16校組み合わせ決定

NHK杯県高校野球のトーナメント表

 第70回NHK杯長崎県高校野球大会の組み合わせ抽選会が1日、長崎市の県営ビッグNスタジアム会議室で行われ、各地区予選を勝ち抜いた16校の対戦相手が決まった。4日から12日までビッグNと諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で熱戦が繰り広げられる。
 長崎、中、佐世保各地区で4強入りした計12校と、敗者復活を勝ち上がった4校が出場。トーナメントで競う。
 今季は例年以上に混戦模様だ。優勝争いの軸になるのは昨秋の県王者で長崎地区Vの海星、選抜出場校で中地区を制した長崎日大、佐世保地区1位の大崎、2位で春の県頂点に立った波佐見。昨秋と今春ともに県4強の諫早農など、ほかにも有力校がそろい、見応えのある試合が期待できる。
 昨年は長崎商が春とNHK杯の県大会優勝に続いて本番の甲子園切符も獲得。夏の前哨戦として今大会でどれだけ自信をつけられるかが一つのポイントになる。夏のシード権やシード順も今大会の結果で確定する。
 試合は有観客で実施。観戦者は県高野連のホームページからダウンロードした名簿に必要事項を記入し、入場受付で提出する。


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