天皇杯サッカー V長崎が3回戦へ進出 鹿児島に競り勝つ

【2回戦、V長崎―鹿児島】前半22分、V長崎のGK原田がパンチングでピンチをしのぐ=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 サッカーの第102回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は1日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎などで2回戦29試合が行われ、J2のV・ファーレン長崎は鹿児島県代表でJ3首位の鹿児島ユナイテッドFCに1-0で競り勝ち、3回戦に進んだ。
 V長崎は前半31分に先制。中央で安部のスルーパスに反応した奥田が左足でシュートを放つと、GKに当たってゴールに吸い込まれた。後半も大竹やイバルボがシュートを打ったが、追加点は奪えなかった。
 J1の神戸はカターレ富山に2点を先行されたものの、後半に3点を奪って逆転勝ち。G大阪は延長の末にFC岐阜を4-2で下し、前回覇者の浦和は福島ユナイテッドを1-0で退けた。熊本は同じJ2勢の新潟に4-1で快勝。J1勢の鹿島、川崎、柏などは順当に3回戦に進出した。
 2回戦の残り3試合は8日に実施。3回戦は22日に行われ、V長崎はFC東京(J1)-富士大(岩手県代表)の勝者と対戦する。

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