ロックバンド「juJoe」のボーカルとギターを担当する平井拓郎による同名小説の映画化作「さよなら、バンドアパート」の劇場公開日が7月15日に決まり、予告編が公開された。
公開された予告編は、“大きな地震”や“新型ウイルス”発生前の大阪で、ミュージシャンを目指しながらくすぶる主人公・川嶋（清家ゆきち）と運命の女性・ユリ（森田望智）の“はかない出会い”から始まる。「みんな心に穴が開いてんねん」と語るどこか影のある女性・ユリ。やがて、二人は二度と会えなくなってしまう。そして、川嶋のバンドメンバーやバイト先のオーナーをはじめとするさまざまな人たちとの出会いをへて、メジャー音楽シーンにたどり着いた主人公だったが、厳しい現実に直面することが描かれる。
後半のライブシーンには、主人公川島のバンドメンバーとして出演する小野武正が率いるKEYTALKのほか、cinema staffなどの実在のバンドも登場。主人公の憧れのバンドであるthe band apartが戻らない青春の日々をつづるエンディング曲「Can‘ｔ remember」も聞くことができる。
「さよなら、バンドアパート」は、音楽の道に進みたいとささやかな夢を持つ川嶋を主人公とした、バンドマンのほろ苦い青春ストーリー。まだ誰でもなく何も持たなかった頃の川嶋の背中を押し、ステージへと導いてくれたのは、大阪で出会ったユリだった。その後、ミュージシャンとしてプロデビューした川嶋だったが、そこには厳しい現実が待ち受けていた。主人公の川嶋を演じるのは、バンドマンとして活躍した経験を持ち、本作が俳優デビューとなる清家ゆきち。川嶋の運命の人・ユリには「さがす」などの森田望智。KEYTALKの小野武正、梅田彩佳、髙石あかり、松尾潤、上村侑、石橋穂乃香、阿南健治、千原せいじ、竹中直人らが出演している。
【作品情報】
さよなら、バンドアパート
2022年7月15日（金）シネマート新宿ほか全国公開
配給：MAP
©2021「さよなら、バンドアパート」製作委員会
