【新型コロナ】横浜で1人死亡、160人感染 児童福祉施設で新たなクラスター 

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は2日、90代女性の死亡と、新たに10歳未満~90代の男女160人の感染が確認されたと発表した。新規感染者が200人を下回ったのは1月13日以来。 

 市によると、亡くなった瀬谷区の女性はクラスター(感染者集団)が確認されている市内の介護老人保健施設の利用者。4月19日に陽性が判明し、翌20日に市内の病院に入院。徐々に状態が悪化し、5月23日に新型コロナで死亡した。同施設では職員8人を含む48人の感染が確認されており、死者は初めてという。

 新規感染者の症状別は中等症1人、軽症158人、無症状1人。年齢別では、10歳未満の29人が最多。40代26人、10代23人、30代22人、50代21人、20代20人、60代13人、70代4人、80代と90代が各1人だった。

 新規クラスターは1件で、市内の児童福祉施設で職員3人を含む7人の感染が判明した。

© 株式会社神奈川新聞社