2022年、ジャマイカはより持続可能で革新的な投資の誘致に注力

ジャマイカ・キングストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ジャマイカが、国の経済を変革する「ビジョン2030」開発計画を推進する中、政府は経済と社会の成長を加速させる革新的な投資を開発し模索し続けています。

これらの投資プロジェクトは、経済的利益をもたらすだけでなく、持続可能で、地域社会、町、都市での開発の新たな道を開き、ジャマイカのビジネス環境全体の大幅な改善につながるものとなります。

ジャマイカの産業・投資・商業大臣のオービン・ヒル上院議員は、政府が経済成長を実現できる環境を整えるため多大な資源を投入してきたと述べています。「私たちが長期的に目指しているものは、持続可能で、国の経済を活性化し、社会のあらゆるレベルでプラスの変化を推進するような投資商品とパートナーシップです」と、大臣は強調しています。

ジャマイカ政府貿易投資振興局(JAMPRO)の販売・販促担当バイスプレジデントのノーマン・ナーは、次のように述べています。「革新的な投資とは、持続可能性、変革、拡大に関するものだと私たちは考えています。そのような投資により、環境を保護し、気候変動の課題に対処し、社会全体で雇用機会を創出することができます。このような投資は、ジャマイカの競争力を高め、投資家とサプライヤーのつながりを強化することになるでしょう。」

最終的な目的は、国民の生活を向上させる製品とサービスの開発を奨励し推進することです。このような製品やサービスはまた、技術を活用することで、農業、製造業、観光業などの部門の発展につながります。

革新的な投資プロジェクトがすでに進行中-今後さらに多くのプロジェクトを予定

ジャマイカ経済では、すでに数多くの革新的で持続可能な投資プロジェクトを実施中です。

エネルギー分野では、3件の大型太陽光および風力エネルギー・プロジェクトがあり、発電量の約14%に相当する115MW kWhを再生可能エネルギーでまかなっています。再生可能エネルギーは、ジャマイカの統合資源計画の重要な部分を占めています。この計画は、2030年までに発電量の30%を再生可能エネルギーでまかなうことを目指しています。

そのようなプロジェクトには、WRBエナジー・カンパニーが所有する20メガワット(MW)のコンテンツ・ソーラー・リミテッドの太陽光発電所、英語圏カリブ海で最大規模の風力発電施設であり20.7 MWの発電所と18 MWの拡張施設を有するウィグトン風力発電所、ジャマイカ最大の太陽光発電所であり、国内で最も安価なエネルギー生産者の1つである51 MWp(メガワット-ピーク)のパラダイス・パーク太陽光発電所があります。

製造業では、政府は重点部門として、我が国の「クリーンビューティー」部門に注力しています。この部門では、投資家は地元のヒマシ油など倫理的に調達された原料を使用する地元の美容製品メーカーと提携します。このような地元企業を支援することで、生産量を増やし、新たな市場を開拓することができ、労働力を調達する地域社会の雇用が拡大し、製造業が活性化します。

製造業で注力しているもう1つの分野は、竹などの植物を原料や付加価値製品に加工することです。例えば、バンブー・バイオプロダクツ(BBP)プロジェクトは、持続可能な農業生態学的産業モデルを用いた世界初の完全統合型竹パルプ工場となります。島内の会社所有地と管理農場から入手した地元産の竹を使って竹パルプを製造し、世界市場に輸出する予定です。

観光分野では、ジャマイカの環境を保護するウェルネス・プロジェクトやエコツーリズム・プロジェクトを立ち上げ、ジャマイカの観光地としてのブランドを強化する機会があります。

農業については、ナーが次のように述べています。「農業分野の対抗力、収益性、生産高を向上させる農業への革新的な投資を求めています。農業で技術を活用することで、盗難のリスクを減らし、一貫性を高め、収穫量や生産規模を大幅に拡大させることを目指しています。そのため、私たちは農業技術、いわゆるアグテックの活用を拡大することに力を入れています。」

これには、制御環境農業、商用温室の自動化、精密農業など、アグテックの要素を有するプロジェクトの開発が含まれます。また、気候スマート農業や気候変動に強い作物も必要です。

薬用植物や大麻産業への投資は、医学研究を後押しする機会となり、医薬品や栄養補助食品の開発につながるでしょう。

優先投資プロジェクト・イニシアチブにより、さらに多くの投資を促進

こうした持続可能な革新的投資のレベルを高め、経済的利益と地元企業と地域社会の関与を生み出すため、政府はジャマイカの国家投資政策の一環として「優先投資プロジェクト・イニシアチブ」を立ち上げました。

このイニシアチブでは、経済効果、イノベーション、連携、国際競争力のある産業への投資、地域経済への発展的影響といった領域で高い業績を発揮するプロジェクトを優先的に選定します。プロジェクトが必要な基準を満たし、ジャマイカの内閣の承認を受けると、投資家はベンチャー事業で遭遇する可能性のある問題を克服できるよう非財政的な便益を受けることができます。

このイニシアチブについて、ヒル大臣は次のように述べています。「私たちは、ジャマイカ経済にイノベーションをもたらす投資の促進に真剣に取り組んでいます。これには、パートナーとしての投資家の目標を達成できるよう投資家に協力することも含まれています。この優先投資イニシアチブにより、これらのプロジェクトをさらに支援できると同時に、経済と社会を大きく後押しするプロジェクトを通して、ビジョン2030の目標を確実に達成することができます。」

JAMPROについて

ジャマイカ政府貿易投資振興局(JAMPRO)の任務は、投資と輸出の拡大を通じて経済発展を推進することです。JAMPROは、産業・投資・商業省の一機関です。JAMPROの詳細は、https://dobusinessjamaica.com/をご覧ください。

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