【高校野球】今夏の神奈川大会 170校参加 3年ぶりに開会式実施へ

横浜スタジアム

 第104回全国高校野球選手権神奈川大会の運営委員会が2日、横浜市内で開かれ、今夏の出場校は昨年から6減の170校(合同チームは1校に数える)に決まった。開会式は3年ぶりに実施し、新型コロナウイルスの感染防止を考慮して従来より簡素化して開催する。一般客への入場券販売は1回戦から制限を設けず行う方針だが、今後の感染状況次第では変更する可能性もある。

 加盟190校のうち、逗子・逗葉、麻生総合・津久井・橋本・厚木清南・愛川・中央農・吉田島、瀬谷西・藤沢総合・横浜旭陵・横浜緑園、県川崎・新栄、田奈・釜利谷・永谷・横浜明朋・横須賀南・海洋科学と、単独出場の白山から部員の派遣を受ける平塚農商を加えた計6チームが合同で参加する。新城、市川崎、鶴見総合、三浦初声は部員不足のため不参加。初出場校はない。

 組み合わせ抽選会は11日午後1時から、横浜市の南公会堂で開かれる。コロナ対策として参加は各校選手1人、一般の観覧は不可とした。選手宣誓は立候補した各校主将の中から抽選で決める。

 大会は7月9日に横浜スタジアムで開幕。準々決勝は22、23日、準決勝は25日、決勝は27日で、いずれも同球場で行われる。休養日の5日間を含めて19日間、最大12球場を使って169試合を繰り広げる。

 開会式の司会は湘南マネジャーの中茎葵さん(3年)、閉会式は日大藤沢マネジャーの河野優良さん(同)が務める。

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