破天荒の米ラッパー 離婚裁判5人目の担当弁護士も辞任「依頼人との関係が修復不可能」

米ラッパーのカニエ・ウェストの裁判を担当していた弁護士が、辞任した。2カ月前に、キム・カーダシアンとの離婚裁判についてイェことカニエの弁護の任務を引き受けたサマンサ・スペクター氏は、クビにされたクリス・メルヒャー氏に代わり同件の5番目の弁護士となっていたものの「依頼人との関係が修復不可能」となっていたそうだ。

ドクター・ドレーとの離婚に関してニコール・ヤングの弁護を担当していたスペクター氏だったが、今回は難しかったようだ。『エンターテイメント・トゥナイト』が入手した辞任の申請書類によると、カニエに契約終了の文書を送達後、メールや郵便、引き継ぎの弁護士デボラ・ホン氏を通して本人と連絡を取り合っているという。「弁護士(スペクター)は、新たにイェの弁護の担当が決まり、彼への全てのコミュニケーションを受け取るMsホンと連絡を取り合っているところです」と記されている。

カニエは、キムが法的にシングルとなった2日前に“前々任者”のメルヒャー氏をクビにしていた。当時メルヒャー氏とカニエは全くコミュニケーションがなく断絶状態だったそうで、キムとよりを戻したいと話したかと思えば、争いを繰り広げたいとするなどカニエは扱うのが難しい顧客のようだ。

また、カニエはキムとの離婚騒動から距離を置こうとしているとして、以前ある関係者は「カニエはここのところ大人しくして、癒しに集中しています。キムとの間の騒ぎから離れようとしています」と話していた。また、自分のことや家族を大事にすることをカニエは一番に考えようとしているとして、「今は自分を気遣い、より健康的な生活を送ることに集中し、クレイジーなことの数々から抜け出そうとしているんです。彼は家族と子供のことを心から大切にしています」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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