【参院選2022】注目選挙区・神奈川選挙区!立憲の挑戦はどうなる!?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

本記事は6月1日に公開した動画の内容を基に構成しています。

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2022年6月1日に公開された動画のテーマは……参院選2022注目選挙区・神奈川選挙区

ゲストにライターの平河エリ氏をお招きし、立候補予定者がほぼ出そろった神奈川選挙区について語っていただきました。

自民・立憲が2名ずつ候補を立てる神奈川選挙区の最新情勢とは?

【このトピックのポイント】

神奈川選挙区は定数4と欠員補充1の5議席を18名の候補が争う

・立憲民主党は2名立候補予定。寺崎氏は支援が他の候補と分散し苦戦を強いられる状況に

・自由民主党も2名立候補予定。現職三原氏の安定したリードでこちらは手堅く2名当選か

参院選2022 神奈川選挙区 予想される顔ぶれ 情勢は20:53~

神奈川選挙区では、現在18名の候補者が名乗りを上げています。

・三原 じゅん子氏(現職・自由民主党)

・三浦 信祐氏(現職・公明党)

・浅尾 慶一郎氏(元職・自由民主党)

・松沢 成文氏(前職・日本維新の会)

・寺崎 雄介氏(立憲民主党)

・水野 素子氏(立憲民主党)

・深作 ヘスス氏(国民民主党)

・浅賀 由香氏(日本共産党)

・藤村 晃子氏(参政党)

・壹岐 愛子氏(幸福実現党)

・萩山 あゆみ氏(日本第一党)

・グリスタン エズズ氏(新党くにもり)

・重黒木 優平氏(NHK党)

・飯田 富和子氏(NHK党)

・野田 健一氏(NHK党)

・小野塚 清仁氏(NHK党)

・橋本 博幸氏(NHK党)

・針谷 大輔氏(維新政党・新風)

神奈川は本来定数4の選挙区ですが、昨年の松沢氏の辞職に伴う欠員を補充する選挙も同時に行われるため、5つの議席を争うことになります。

そのため、5位当選の議員の任期は2025年までとなるのもポイントです。

MC鈴木「松沢さんまた出てる!」

松沢氏は、参議院を辞職し横浜市長選に立候補したものの、落選してしまったため今回の参院選に再び挑戦するようです。

また、今回立憲民主党は新人候補を2名立てており、平河氏とMC鈴木は揃って「チャレンジなこと」と評価しました。

ここで、これまでの情勢を確認しておきましょう。

4月25日に行ったJX通信社の調査では、自民の三原氏がややリード。

それに、浅尾氏、三浦氏、松沢氏、水野氏、浅賀氏の順で続きます。

さらにその後を寺崎氏と深作氏が追う構図となっています。

MC鈴木「いや~激戦ですね!」

追い上げ組の寺崎氏は、もともと日産労連の準組織内議員であるものの、自動車総連からの支援は国民民主党の深作氏と分散。

さらに立憲系の産業別労働組合は水野氏の支援に回るとのことで、寺崎氏の選挙戦は苦労することになりそうです。

立憲と同様、2名の候補を立てている自民党については、「2人当選は必ずしも難しいハードルではない」と平河氏は分析します。

その理由については、三原氏・浅尾氏どちらも知名度の高い候補であること、また三原氏が安定してリードしていることから、自民党としては浅尾氏の支援に回る点を挙げました。

現時点では、三原氏、三浦氏、浅尾氏、松沢氏が当選する可能性が高く、立憲2人目の寺崎氏と共産の浅賀氏が残り1議席を争う戦いとなりそうです。

今回の神奈川選挙区について、平河氏は「底堅い支持がある政党がたくさん出ている」とした上で、「これまでの政治活動の集大成として、それぞれの候補者がどのようなことを語るのか注目したい」とまとめました。

前回・前々回の参院選結果

最後に、前回と前々回の参院選の結果を振り返っておきましょう。

前回(2019年)

もし、今回の参院選が情勢調査の順位でそのまま選挙戦が進み、立憲の水野氏が5位当選をすることになれば、2025年の改選時には2019年に当選している立憲の牧山氏と議席を争うこととなります。

そうなると、2025年は立憲にとって厳しい選挙になるかもしれません。

前々回(2016年)

共産党の浅賀氏は前回、前々回とも参院選に立候補しており、どちらも40万票以上獲得している強力な候補です。

今回の参院選では、立憲が2名候補を出していますが、そのことによって票が割れ、浅賀氏に敗れる可能性も十分に考えられます。

動画本編はこちら!

松沢氏に物申す!?思わずこぼれたMC鈴木の本音をチェック!

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