横浜開港祭、規制ない開催3年ぶり 花火でフィナーレ ドローン500機のショーも

3年ぶりの通常開催となった横浜開港祭。フィナーレはステージの光のショーと花火がハマの夜空を彩り、多くの市民を魅了した=横浜市西区の臨港パークより撮影

 ミナトの誕生を祝う「第41回横浜開港祭2022」(同祭協議会主催)が2日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区などで開かれた。夜には市内全18区で同時に花火が打ち上げられ、ハマの夜空を彩った。通常開催は3年ぶり。

 臨港パークのステージでは、横浜市民約300人が合唱やダンスを繰り広げる「ドリーム・オブ・ハーモニー」を披露。500機のドローンが夜空を舞うショーも繰り広げられた。フィナーレの花火が打ち上がると、歓声が響いた。

 これに先立ち、開港記念式典が関内ホール(横浜市中区)で開かれ、山中竹春市長は「開港以来、育まれてきた歴史や文化、横浜を愛するはまっ子の思いを大事に、多くの人に選ばれる横浜を将来に引き継いでいく」とあいさつした。ヴァイオリニスト石田泰尚さんが率いる弦楽合奏団「石田組」による記念コンサートもあり、市民ら約850人が記念日を祝った。

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