くびれをより美しく見せる!簡単「広背筋」トレーニング

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

「くびれ作り」といったら、腹部のトレーニングを思い浮かべますよね?

もちろん、それもとても大事。なぜなら、腹部の横に位置する「腹斜筋(外腹斜筋・内腹斜筋)」や、腹部の深い部分に位置する「腹横筋」は、くびれを作ったり、お腹まわりを引き締めたりするうえで重要なカギを握る筋肉だからです。

ですが…、腹部の側面や前面の筋肉を鍛えることに加えて、背部に位置する「広背筋」にも意識を向けてあげると、よりバランスの良いくびれを目指せます。

そもそもくびれというのは、肋骨と骨盤の間のウエスト部分が、キュッと引き締まった状態のこと。そうなるためには、くびれの上下に「ある程度の広がり」が必要になるのです。

そこで取り入れたいのが「広背筋」のトレーニング

広背筋は、肩甲骨の下~骨盤の上あたりまでに位置する、上半身の中でも大きな筋肉です。ここをトレーニングしてあげると、くびれにかけての自然なカーブが現れます。

それでは、実際に広背筋のトレーニングをしてみましょう!

美しいくびれ作りに欠かせない「広背筋」トレーニング

1) 両足を揃えて立ち、息を吸いながら両手を頭上に伸ばす。背中を軽く反らせて、胸を突き出す

※背中・腰に痛みがある方は、無理のない範囲でおこないましょう

2) 息を吐きながら、ゆっくりと前屈する

※手が床につかなくてもOK。できるだけひざを伸ばした状態で前屈します

※(1)~(2)のストレッチを呼吸に合わせて2~3回繰り返したら、トレーニングに進みます

3) 椅子に片手と片ひざを乗せ、反対の手にはペットボトルを持つ(500ml・中身の入ったもの)

※肩~お尻までが一直線になるように、姿勢を保ちます

4) ひじを曲げ、ペットボトルを引き上げて下ろす、という動きを繰り返す

持ち手を替えて同じように行う。

※肩甲骨同士があまり寄らないように! 広背筋が使われていることを意識しましょう

※回数は、まずは10回から。慣れてきたら、左右それぞれ3セットほどおこなうとgood!

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バランスのよい美しいくびれ作りには、腹部の側面・前面、そして背面と、全方位のトレーニングをするのがおすすめです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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