大原美術館ミュージアムショップ ～ アートグッズが豊富なお店で、おしゃれな倉敷土産を

ミュージアムショップの人気が高まっていることを知っていますか？

ミュージアムショップとは、博物館や美術館に併設されたお店です。博物館などが運営するオンラインショップを指すこともあります。

収蔵・展示物に関係のある品物も多く、「美術館の楽しみのひとつがミュージアムショップ」という人も多いのです。

大原美術館にもミュージアムショップがあり、美術館を訪れた記念の品はもちろんのこと、お土産としても魅力的なグッズが揃っています。

そして大原美術館のミュージアムショップは、美術館の入館者でなくてもお店に入って買い物することができるんです！

大原美術館は見どころがいっぱいなので、ぜひ入館してほしいと思います。

ですが、美術館に入れないときでも楽しめるのが、大原美術館のミュージアムショップ。取扱商品などを紹介します。

大原美術館ミュージアムショップとは

大原美術館ミュージアムショップは、その名のとおり大原美術館所蔵の作品をモチーフとしたグッズや美術書などを販売しているお店です。

2022年6月現在は、3店舗とオンラインショップがあり、この記事では「本店」を主に紹介します。

本店では、たとえば下記のようなものが売られています。

ここでしか売られていないオリジナルグッズが多いので、お土産にもぴったりなんですよ。

大原美術館の入館者以外も買い物することができるのがうれしいですね。

大原美術館ミュージアムショップの商品

たくさんある商品のなかから、特に気になったものを紹介しましょう。

グッズの種類や価格は、2022年(令和4年)6月時点の情報。価格は消費税込。

絵はがき(ポストカード)

絵はがき(ポストカード)は5種類あり、セット販売とばら売りがあります。

価格は「1枚110円(税込)」とお手軽。お部屋に飾っても、お便りを書いてもいいですね。

筆者は、美術館を訪れるとたいてい、自分用に数枚ポストカードを買って帰ります。

「あの作品素敵だったなあ～」って思い出して幸せな気持ちになったり、部屋の壁に飾ったり。おうちで何度も眺められるのがうれしいんです。

また、館内でたくさん見た作品を振り返りながら、「わたしが好きなのを3つだけ選ぶなら、どれ？」「もっとも心が動いたのは？」「部屋に飾りたいのは？」「人に贈りたいのは？」と自問自答する時間も楽しいなあと感じています。

部屋にしっかり飾りたいかたには、複製画もありますよ。

アクリルマグネットやしおり

日常で使うアイテムがほしいかたには、収蔵作品をあしらったアクリルマグネット(770円)やファスナーチャーム(880円)、焼き付けしおり(935円)はいかがでしょう。

鉛筆・クリアファイルなど、文房具も豊富です。

マスキングテープ

オリジナルマスキングテープ(330円～)も多様で、収蔵名画をピックアップしたものや、建物をモチーフににしたシックなもの、シニャックの絵画をイメージしたドット模様などがありました。

マスキングテープ人気に火をつけた「mt」を製造する倉敷のカモ井加工紙製なので、品質も間違いありません。

OHARAクレヨン

OHARAクレヨンは、偶然性を楽しめることで人気のドットクレヨンの、大原美術館バージョンです。

大原美術館収蔵作品の色彩を閉じ込めた、6本入り(1,540円)。

単色のクレヨンと異なり、描いてみると思いがけない色彩になるので、ぜひ見本で試してみてください。

アンリ・ル・シダネル「夕暮の小卓」のジャガード織ランチョンマット

2022年6月時点の最新グッズといえるのが、大原美術館所蔵絵画アンリ・ル・シダネル「夕暮の小卓」のジャガード織ランチョンマットです(4,950円)。

この商品は岡山県井原市にある、ジーンズメーカー「青木被服」とのコラボレーションモデルです。

テーブルマット(ランチョンマット)として使えますが、飾りたいという声が多いそうで、額付きセットも販売されています(9,350円)。

エジプト古美術のアクセサリー

大原美術館の礎となる作品を集めた児島虎次郎(こじま とらじろう)は、エジプト古美術も収集していました。

そのうちのひとつ「猫」像や「ファラオ」をモチーフにしたピンズやネックレス、ピアスも。癖の強くない凛とした姿で、猫好きの方のプレゼントに良さそうです。

Tシャツ、マフラー、バッグなど

オリジナルTシャツは、大原美術館収蔵作品をプリントしたもの・シンプルなデザインの2種類があります。

せとうちガーゼマフラーは、播州西脇（兵庫県）の織物職人によるガーゼ素材に、愛媛県今治で染色を施した、藤巻百貨店のもの。

オリジナルバッグは、定番のサイズ感で使いやすそうです。

いろいろな雑貨

複製画はお手軽なものから、額に入った本格的なものまで、ラインアップは様々です。

美観地区の街歩きに便利な「うちわ」もあります。

「美術館のかおり」の芳香剤は、どんな香りなのか店頭で香ってみてください。

真備で竹集材のインテリア用品などを作っているTEORIのボウルなど、倉敷らしい工芸品もあります。

オリジナルのお菓子や飲みもの

オリジナルのお菓子・飲みものは3種類。

和三盆には大原美術館のロゴ・丸窓がデザインされています。

オリジナルコーヒーのパッケージには、ゴーギャンの「かぐわしき大地」があしらわれています。良い香りがしそうです。

大原美術館きびだんごは、包み紙がモネです。岡山土産にいいですね。

大原美術館きびだんごは、2022年6月現在販売休止中です。

おわりに

アートグッズが多様に揃っている、大原美術館ミュージアムショップ。アート好きもそうでないかたも、良いと感じる商品に出会えるのではないでしょうか。

美術館を訪れた記念に、お土産を探しに、おしゃれなグッズを買いに、気軽に訪れてみてください。

取材協力