赤楚衛二が「石子と羽男」初回に依頼人役で登場。「誰かしらに共感できて楽しめると思う」

赤楚衛二が、有村架純と中村倫也がダブル主演を務め、TBS系で7月にスタートする連続ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(金曜午後10:00、開始日未定)の第1話に出演することが分かった。

ドラマは、問題を抱えてマチベン(町の弁護士)のもとにやって来る人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描くリーガル・エンターテインメントだ。4回司法試験に落ちた崖っぷちで東大卒のパラリーガル(弁護士の指示・監督の下で、法律関係の事務に携わる専門職)の石田硝子(有村)と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(中村)。正反対のようでどこか似た者同士の“石羽コンビ”が、さまざまなトラブルに挑む中で、自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。

赤楚が本作で演じるのは、中古車販売店で働く販売員・大庭蒼生。カフェのコンセントで充電していたら訴えられてしまい、潮法律事務所にやって来る依頼人だ。高校時代は剣道部に所属し真面目に打ち込み、3年間エースとして活躍した。真面目かつ不器用で面白みはないが、真っすぐで心優しく、困っている人を見ると助けたくなる性格だ。“石羽コンビ”にとっては初の依頼人となるのだが、大庭の登場により潮法律事務所に新たな展開が訪れる。今後のキーパーソンとなる大庭が物語にどう絡んでくるのか注目だ。

赤楚は「出演が決まった時、TBSで金曜夜10時のドラマで、しかも新井(順子)さんと塚原(あゆ子)さんというペアで、なんてすてきなチームに参加させていただけるんだろうと、めちゃくちゃうれしかったです」と本作への出演を喜び、役柄については「僕が演じるのは、カフェで充電していたら訴えられたという依頼人の役です。監督からは、セリフを間違えたり変えたりしてもいいから、言いたい衝動の時に言ってほしいと言われて、感覚的にやっている気がします!」と説明する。

さらに、「このドラマは、石子と羽男の軽快なやりとりがすごく面白いですし、身近なトラブルや人間関係の問題が出てくるので、きっと誰かしらに共感できて楽しめると思います! ぜひ、金曜の夜に見ていただいて、楽しい週末を迎えていただけたらと思います!」と呼び掛けている。

新井プロデューサーは「赤楚さんには何かとご縁を感じていました。(テレビ東京の連続ドラマ)『チェリまほ』(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』)が好きで毎週楽しく拝見していて、放送が終わったらマネジャーさんから写真集をいただいて拝見して、その数カ月後に局内で偶然ご本人とお会いして。初めて会った時、ドラマで拝見していたイメージより背が高くて硬派なんだな、という印象を受けました」と赤楚との縁を明かす。

そして、「ちょうどその頃に『石子と羽男』の企画を練っていて、赤楚さんを勝手に大庭に当てはめて『不器用で無骨なキャラクターにしたらハマりそうだな』という直感がありました。縁があって今回ご一緒できることになり、赤楚さんの魅力をどう見せられるのか日々研究を重ねているところです」と語っている。

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