指揮者ブロムシュテット、95歳の誕生日を前にドイツ・グラモフォン・デビュー

今年(2022年)7月11日に95歳を迎える指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットが、名誉指揮者を務めている “ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 “とのシューベルト交響曲第8番・第9番を、誕生日に合わせて7月8日に発売することが決定、「第8番《未完成》より第1楽章」が先行配信されている。

ブロムシュテットは、2003年にゲヴァントハウス管とのサンドストレムとリドホルムの作品のDG録音が1枚あるが、実質的には今回がドイツ・グラモフォン(DG)デビューとなる。

1980年代に “シュターツカペレ・ドレスデン “とシューベルトの交響曲全集を録音しているブロムシュテットは、シューベルトとのつながりがあるオーケストラとの再録音を望んでいたところ、今回、1839年にシューベルトの死後初めて交響曲第9番を演奏し、レパートリーの中心としての地位を固めている “ゲヴァントハウス管弦楽団 “との録音が実現した。

今作について、ブロムシュテットは「偉大なシューベルトの交響曲をゲヴァントハウス管弦楽団と一緒に演奏できたことは、素晴らしいことでした。シューベルトが最後に完成させた交響曲第9番は、真に“グレイト”であるために必要なすべてを備えています。ロベルト・シューマンが『いたるところに意味がある』と絶賛したように、シューベルトはベートーヴェンが第九で行ったような哲学的な表現を選ばなかった。シューベルトの交響曲は、すべてに音楽的な意味があるのです」とコメントしている。 

■商品情報  

シューベルト:交響曲第8番《未完成》&第9番《ザ・グレイト》  
2022年7月8日(金)発売
MQA/UHQCD2枚組 UCCG-45053/4 定価¥3,520[

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