7月15日公開の映画『ミニオンズ フィーバー』オリジナル・サウンドトラックから、先行シングル第3弾、セイント・ヴィンセントによる「ファンキータウン」が配信リリースされている。
<動画:Funkytown (From 'Minions: The Rise of Gru' Soundtrack)>
昨年リリースした6枚目のアルバム『Daddy’s Home』で自身3度目となるグラミー賞受賞を果たしたセイント・ヴィンセント。
これまでにもデヴィッド・バーンの作品への参加や、2014年にロックの殿堂入りを果たしたニルヴァーナにヴォーカル&ギターとして参加したパフォーマンス、2019年のグラミー賞授賞式でのデュア・リパとのデュエットなど様々なコラボレーションを繰り広げてきた彼女だが、今回取り組んだのはリップス・インクの「ファンキータウン」のカバー。1980年に全米チャート1位を獲得したディスコ・クラシックが彼女流にアレンジされている。
『ミニオンズ フィーバー』は1970年代が舞台。世界一の超悪玉であるグルーが、映画界で最も卑劣な仲間であるミニオンたちと出会い、史上最強の悪党集団に立ち向かう、彼らのはじまりの物語が描かれている。
このサウンドトラックは、ファンク、ディスコ、ソウルの名曲の数々を、現在最も注目されている才能あるアーティストによる1970年代の大ヒット曲の新バージョンでよみがえらせる内容となっている。
リップス・インクの1979年のヒット曲「ファンキータウン」をセイント・ヴィンセントが新たにアレンジし、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの1967年の大ヒット曲「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」をH.E.R.がカバー。
また、ジョン・レノンの1970年の曲「インスタント・カーマ」のブリーチャーズ・バージョンやカーペンターズの1972年のシングル「愛にさよならを」のフィービー・ブリッジャーズのエモーショナルな解釈など、どの曲もそれぞれのアーティストによって新たな魅力が引き出されている。
もちろん、ミニオンズ自身もこのアルバムに参加しており、サイモン&ガーファンクルの1970年代の代表曲「いとしのセシリア」を独特のパフォーマンスで披露している。
■リリース情報
『ミニオンズ フィーバー (オリジナル・サウンドトラック)』
2022年7月1日リリース