近年の日本代表では「大卒選手」の活躍が目立っている。
今回のアジア最終予選において攻撃のキープレイヤーとなった伊東純也、中盤でチームに安定をもたらした守田英正、“ジョーカー”としてチームを本大会出場に導いた三笘薫など。彼らの活躍なくして日本のカタールワールドカップ出場は語れない。
そんな大卒選手に、Qolyも注目!Jリーグで活躍し、これから日本代表にも絡んできそうな選手たちを特集する。
今回は、流通経済大学を経て、ユース時代を過ごしたサンフレッチェ広島へ今年帰還。
いきなり大きなインパクトを残している22歳のストライカー、満田誠にいろいろ聞いてみた。記事ではその一部を紹介。
(取材日:2022年5月11日)
――大学リーグで成長できたことやJリーグで活きていることはなんですか?
流通経済大学の自分の一つ上か自分たちの代の下は、チョウさん(※曺貴裁氏)に指導してもらってそれをみんな口にすると思います。
本当のプロの指導者から約1年間指導を受けたことでプロとアマチュアの違いをすごく肌で感じましたし、今自分が常にゴールを意識するプレーができるようになったのは、チョウさんが前への意識を強くしてくれたおかげなのかなと思います。
――現在は京都サンガF.C.を率いる曺貴裁監督の指導や言葉で特に印象的だったことは?
言葉なんですけど、「練習でお金を取れる選手になれ」と言われました。
試合は、出られる選手が限られているじゃないですか。でも試合に出ても出なくてもお金は発生します。
だからこそ日々の練習からお金を取れる選手になれと言われて、そういうことがプロとアマチュアの違いなんだなと、びっくりしました。
――流通経済大学で印象的だったチームメイトは誰ですか?
J1へ行ったのは自分を含めた7人なんですけど(※川崎フロンターレの佐々木旭、浦和レッズの宮本優太と安居海渡、サガン鳥栖の菊池泰智と佐藤響、そして同じサンフレッチェ広島の仙波大志)、1年生の時から同じチームでやっていましたし、自分は4人部屋だったんですけどその4人が全員J1へ行きました。
大学時代から一緒にやっていて、川崎フロンターレの佐々木旭選手は対戦を実現することができました。
4年間切磋琢磨した選手たちが、自分より優れている部分もいろいろ個人個人違ってありますし、そういった面で4年間様々な刺激をもらいながら成長することができたので良かったのかなと思います。
動画では他にも、サンフレッチェ広島ユースから流通経済大学へ進んだ理由やJユースと大学サッカーの違い、プロ1年目でインパクトを残している自身のプレー、さらにはミヒャエル・スキッベ監督についてなど、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!
【関連記事】Jリーグ最強のスピードスター候補!広島MF藤井智也に聞いた「好調の要因」「伊東純也」
サンフレッチェ広島は今週、6月4日(土)に行われるYBCルヴァンカップのプレーオフ第1戦では北海道コンサドーレ札幌とアウェイで対戦。一週間後の11日(土)には同じくルヴァンカップのプレーオフ第2戦で札幌をホームに迎える。