広島県内の4月の有効求人倍率は1.48倍で、2か月ぶりに前の月を上回りました。
広島労働局によりますと、県内の4月の有効求人倍率は1.48倍で、前の月より0.02ポイント上昇しました。前の月を上回るのは、2か月ぶりです。
また、有効求人数は、前の月と比べ1.4%増の6万7009人で、こちらも2か月ぶりに増加しました。
新規求人数を産業別でみると、▽サービス業、▽卸売・小売業、▽製造業などの業種で増えた一方、▽生活関連・娯楽業、▽医療・福祉、▽情報通信業は減少しました。
県内の雇用情勢について広島労働局では、「求人が求職を上回って推移しているが、求職者の増加もみられ、新型コロナが雇用に与える影響に、より一層注意する必要がある」としています。