宮城県の米の作付面積は前年を5%以上下回る見通し 需要減少や在庫増などが背景か

2022年に宮城県内で主食用の米が作付けされた面積は、前年より減少する見通しであることが分かりました。減少幅は5%を超える見込みです。

農林水産省は毎年、農業団体などでつくる都道府県や市町村の農業再生協議会から、作付けの意向を聞き取って公表しています。

それによりますと、4月末時点の県内の主食用米の作付けの動向は、前年の6万1000ヘクタールより減少する見通しで、減少幅は5%を超える見込みです。

米の需要の減少や、民間の在庫の増加などが背景にあるとみられます。

一方、県内の加工用や飼料用の米、麦や大豆の作付面積はいずれも前年の実績より増える見通しです。

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