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2022年6月2日に公開された動画のテーマは……参院選2022注目選挙区・沖縄選挙区!
ゲストにライターの平河エリ氏をお招きし、沖縄選挙区の構図について語っていただきました。
今夏の参院選は沖縄県政の転換点となるのでしょうか?
【このトピックのポイント】
・沖縄選挙区はオール沖縄の伊波氏と自民党の古謝氏が激戦を繰り広げる
・過去2回の参院選ではオール沖縄系が圧勝。今回は自民党が肉薄する勢い
・参院選の結果次第では9月の県知事選に影響も。沖縄県政の転換点となるか
参院選2022 沖縄選挙区 予想される顔ぶれ
沖縄選挙区は定数1に対して4名の候補者が名乗りを上げています。
・伊波 洋一氏(現職・無所属)
・古謝 玄太氏(自由民主党)
・金城 竜郎氏(幸福実現党)
・添田 真也氏(NHK党)
沖縄県はどの選挙でも自公と野党連合が激戦を繰り広げるエリアです。
今回は、オール沖縄が伊波氏を支援し、自民党の古謝氏と議席を争う構図になっています。
平河氏は沖縄選挙区について「市によって、また本島か離島かでも政治風土が変わる面白い選挙区」とコメント。
特に今回は、支援団体の離反などによって勢いを失いつつあるオール沖縄に、自民党がどこまで迫ることができるかが注目されます。
平河氏は、国政選挙においてはまだ野党が強いとしつつ「その差がどれぐらい埋まるかというところが注目」と解説しました。
今夏の参院選の結果は9月の県知事選挙に大きく影響することが考えられ、そういった意味でも沖縄は非常に気になる選挙区です。
MC鈴木はオール沖縄の勢いが弱まっている背景として、自民党県連の幹事長まで務めながら党の垣根を超えて沖縄をまとめあげた翁長氏の存在を挙げます。
翁長氏が逝去されたことで保守系の団体が離れてしまい、「実態が野党連合のようになってきてしまっている」とコメントしました。
平河氏も「オール感がなくなってきてしまっている」と同意しました。
あわせて、観光産業が強い沖縄はコロナによる影響が強く、インバウンド含め「国と連携しなければいけないだろう」という県民の意識の高まりも影響しているのではないか、と分析しました。
4月25日に行ったJX通信社の情勢調査によると、伊波氏と古謝氏が激戦を繰り広げているとのこと。
社会保障・医療・介護を重視する層は伊波氏を支持し、古謝氏は経済・雇用を重視する層から支持を集めているようです。
また、外交・安全保障を重視する層の中では両者互角の戦いとなっています。
地域的に見ると、沖縄本島では伊波氏がやや優位、宮古島地方や八重山地方といった離島では古謝氏が支持を集めています。
今後の展開としては、自民党候補に勢いがあるなかで、もし参院選において自民党が勝利し、その後の県知事選挙でも自民系の知事が誕生することになれば、沖縄にとって非常に大きな政策の転換点となるはずです。
歴史的な転換点を迎えるのかどうか、MC鈴木は「参院選という全国の選挙とはまた別の意味で非常に注目の選挙」としめくくりました。
前回・前々回の参院選結果
最後に、前回と前々回の参院選の結果を振り返っておきましょう。
前回(2019年)
2019年の参院選では、自民党は6万票以上の差をつけられて敗北しました。
前々回(2016年)
2016年は伊波氏が35万票以上獲得して勝利を収めました。
自民党は大差で負けてしまいましたが、今回の参院選では激戦と報じられているところを見ると、自民党の勢いがうかがえます。
動画本編はこちら!
沖縄選挙区は特殊な選挙区!?その構図を平河氏とMC鈴木が深掘り解説!
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