新たな移動手段 次世代モビリティ

 社会の変化に合わせて新たな移動手段の形が模索されています。大分市役所で次世代モビリティの試作車両が、お披露目されました。

 大分市次世代モビリティ研究会が1人乗りの電気自動車、超小型モビリティを市に寄贈しました。研究会は大分大学経済学部の教授と市内のITや電気工事、車両整備業などの企業8社で作る団体で市販の車両を改良して、およそ3カ月かけて製作しました。製作費用はおよそ500万円です。

浅見眞帆記者リポート:「踏んだ分だけ動力になってスピードが出ます、普通の車に比べて目線が低いです、新鮮です。小さいので小回りが利きますね」

 各企業が得意とする技術を持ち寄って作りあげたこの車。顔認証で起動できるほか、位置情報をLINEで共有できるシステムは、シェアサイクルのように自動車を共有する未来のサービスを見据えたものです。

渡辺博子会長インタビュー:「近未来的な夢のある車になっていった。皆さんが快適に豊かな暮らしができるようなモビリティ、移動手段ができるといいなと思う」

 

 この超小型モビリティは大分市役所に3日から展示され8月に行われる大分七夕まつりのパレードでも走行しお披露目される予定です。

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