田中将大へ山﨑武司からのエール「お前がやらなきゃ優勝はないよ」

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東海ラジオ『源石和輝！抽斗！』(月～金15:00～17:00)5月30日の放送で、プロ野球解説者の山﨑武司氏が、中日ドラゴンズと楽天イーグルスとの3連戦を前に、田中将大投手について触れた。田中投手と山﨑氏はイーグルス時代の元チームメイト。

山﨑氏は、田中が1年目のキャンプのとき、シートバッティングで、いきなり田中からホームランを打った。「そのときは『高校生(高卒プロ1年目)はこんなもんやろう。たいしたことねえなあ』と思ったが、1年たったらえらいことになっていた」と振り返った。

そして「今だから話せる」として、当時の野村克也監督の悩みと決断の話をした。「野村監督は、田中を2軍に下げるか、1軍に残すか、メチャクチャ悩んでいた。田中はオープン戦でメチャクチャ打たれた。監督は『どうするかなあ』と言っていた。最後の判断で『よし、1軍で使う』と決めた。そうしたら、2ケタ勝利を挙げた。あのとき2軍に下げていたら、2ケタ勝利はなかった」

また、山﨑氏は「田中は1日1日進化していった。それが目に見えてわかった。近い将来(メジャーに)行くんだろうなと思って見ていた」そうだ。

山﨑氏は、日本に帰ってきて2シーズン目の田中について「去年のキャンプのときに話す機会があったが、メジャーで7年過ごして、日本のマウンドが合わない、やわらかいと言っていた。どうしてもストレートの高低がぶれてしまうと話していた。しかし、今年は、キャンプから、かなり真っすぐがいいと聞いていた。今年は春先の滑り出しもよかった」と話した。

山﨑氏は、田中に「おまえがやらなきゃ優勝はないよと言っている」そうだ。そして、番組で田中の話題を取り上げることをメールで伝えると、田中から「お手柔らかに」という返信が帰ってきたそうだ。田中が先発する翌日の試合の解説が山﨑氏と知って、この返信内容となったようだ。

※放送情報は変更となる場合があります。