いつでもどこでも電気が使える便利アイテム、ポータブル電源。「ポタ電」と呼ばれキャンプや災害への備えに購入を検討している方が増えていますが、「どのメーカーを選べばいいの?」「電気関連の数値の見方がわからない!」などと困っている人も多いはず。そこで本編では、ポータブル電源選びに失敗しないための基礎知識と選び方について解説し、おすすめのポータブル電源を14種類ご紹介します!
キャンプや災害時の備えにポータブル電源が欲しいけどモバイルバッテリーと何が違うの?
ポータブル電源とはその名の通り、持ち運び可能な電源装置のことを言います。大容量蓄電池を搭載しているため、いつでもどこでも一般家電の起動や充電が可能です。
似たようなアイテムに「モバイルバッテリー」があります。
モバイルバッテリーはバッテリー容量が小さく、出力ポート(差込口)も基本的にUSBなので、用途は主にスマホ充電等の小物類に限られ、家電製品を起動させることはできません。
モバイルバッテリーのメリットとしては、コンパクトで持ち運びしやすく、価格もお手頃なところ。
対してポータブル電源は、バッテリー容量が大きく、USB以外にAC電源(コンセント)やシガーソケットなどが複数付いており、充電はもとよりホットカーペットなどの家電製品の電源として活躍できます。
【ポータブル電源の活躍シーン】
- キャンプや車中泊
- 災害時の緊急用電源として
- DIYや畑仕事などの屋外活動
- ワーケーションやイベント
ポータブル電源は容量に応じて価格や製品サイズは大きくなるものの、モバイルバッテリーと比較すると多様な電化製品に対応する汎用さとパワーが魅力です!
【ポータブル電源の選び方】購入前にチェックしたいポイント9つ
さて、ここからはポータブル電源を選ぶにあたり、知っておきたい知識をお伝えしていきます!
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チェックしていくにあたり、ポータブル電源を「どんな場面で、どんな家電製品を使いたいか」イメージしておくと、製品選びがスムーズになりますよ。
ポイント① バッテリーの容量
どのくらいの電気を使えるのかは、「バッテリーの容量(Wh)」で確認します。
Wh(ワットアワー)・・・1時間で消費される消費電力量
例えば、バッテリー容量1000Whのポータブル電源でホットカーペットを6時間使用したい場合、ホットカーペットの消費電力量によっては容量オーバーとなってしまいます。
- 100Wのホットカーペット・・・100W×6時間=600Wh(この機種でOK!)
- 200Wのホットカーペット・・・200W×6時間=1200Wh(1000Whを超えるため、上位機種を検討)
このように、使用したい電化製品の電力消費量(W)と使用時間(h)から総消費電力量(Wh)を導き出し、表記されている数値を超えていないか確認してください。
ポータブル電源のバッテリー容量の目安
- 日帰り〜ソロキャンプ・・・300〜500Wh
- ファミリーキャンプ・・・500〜1000Wh
- 災害対策・・・1000Wh
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ポータブル電源は、気温が低い場所での使用で電力の消費が激しくなることも覚えておきましょう!
使い始めると、「あれも!これも!」と使いたいものが増えていくケースもあるので、バッテリー容量はある程度余裕を持たせて選びたいですね。
ポイント② 定格出力と瞬間最大出力
次に確認するのが、定格出力と瞬間最大出力です!
- 定格出力・・・安定して出力し続けられる電力量
- 瞬間最大出力・・・瞬間的に出せる最大の電力量
電化製品を見てみると、定格出力が記載されています。この数値がポータブル電源の定格出力以下であれば問題なく使用できます。
続いて、瞬間最大出力もチェックします。家電製品によっては起動時などに電力量が爆発的に上がることがあり、ポータブル電源が対応できない場合は家電を起動させることができません。
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DIYの工具類や高圧洗浄機などは瞬間最大出力が高くなる傾向があります。
購入したのに起動させられなかった……なんて失敗がないよう、事前に確認しておきましょう!
ポイント③ 周波数
日本の家電の周波数(Hz/ヘルツ)は2種類に分類されます。
- 東日本・・・50Hz
- 西日本・・・60Hz
周波数は1秒間に繰り返す電気の波の数のこと。
周波数の合わない家電を使ってしまうと故障などのトラブルの原因になりますので、お住まいの地域の周波数とポータブル電源の周波数が適合するか確認しておきましょう!
引っ越しが多い方や日本中を旅行している方などは、どちらにも対応する「50Hz/60Hz(ヘルツフリー)」を選ぶと安心です。
ポイント④ 出力波形(正弦波・修正正弦波・矩形波)
出力波形とは、回路の出力端子に現れる波形のこと。難しいのでザックリまとめると、、、
- 正弦波・・・電気の波が滑らかな曲線を描く
- 修正正弦波&矩形波・・・電気の波がカクカクと動く
正弦波のポータブル電源は高額になる傾向がありますが、ほとんどの家電に使用できます。大手メーカーのポータブル電源は大半が正弦波なので安心です。
対して、修正正弦波と矩形波では使用できないものが出てきます。用途がハッキリしている場合はコストも抑えられて良いのですが、「あれも使いたい!」と思った時に使えない場合がありますので注意してください。
ポイント⑤ バッテリーの寿命
長く使うためにも、バッテリーの寿命も確認しましょう!
寿命は蓄電池の種類や、普段の使用方法によって大きく差が生じます。
【ポータブル電源の主な蓄電池】
- リチウムイオン電池
- リチウムポリマー電池
- リン酸鉄リチウム電池
ポータブル電源によく使用されているのがリチウムイオン電池で、一般的なサイクル数(1回の充電から1回の放電が1サイクル)は500〜1,000程度です。
キャンプや非常時に使うにはリチウムイオン電池で事足りますが、使用頻度が高い方や、高い安定性・安全性を求める方には「リン酸鉄リチウム電池」をおすすめします!
リン酸鉄リチウム電池のサイクル数は驚異の2,000回以上と、他の蓄電池との差は歴然です。
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リン酸鉄リチウムイオン電池は高額になる傾向がありますので、使用頻度とのバランスを見ながら検討しましょう!
ポイント⑥ 出力ポート(差込口)の種類と数
ポータブル電源の出力ポートの種類を確認して、使用したい家電に対応しているかチェックしましょう!
【出力ポートの種類】
- AC電源(コンセント)
- USB-A端子
- USB-C端子
- シガーソケット
- DCポート
2つの家電製品を同時に使ったり、家族が多い場合はスマホの充電をいくつか同時にすることが予想されます。
どの程度あれば足りるかイメージしながら、製品の条件と照らし合わせてくださいね!
ポイント⑦ 充電方法(ソーラー・カー・高速・パススルー充電)
最近では、ポータブル電源の中にも高速充電に対応しているものが増えています。
加えて、ソーラーパネルを使って太陽光から充電ができたり車に接続して充電ができたりするタイプもあり、それらは災害時に重宝するため、検討する価値があるでしょう。
また、ポータブル電源を充電しながら接続デバイスに放電する「パススルー充電」が可能かどうかも確認しましょう!
パススルー充電は電池の寿命を縮める原因となるため日常的な使用はおすすめしませんが、いざという時に使えると便利な機能です。
ポイント⑧ 安全性や品質
一歩間違えば火災や爆発事故に繋がりかねない、高出力の電気を扱うポータブル電源。やはり安全面は気になりますよね!
ポータブル電源を販売するにあたり義務付けられている認証マークはないものの、以下のマークは安全性を確認するひとつの指標となりますのでぜひチェックしてみてください!
- PESマーク(電気用品安全法)
- 防災防疫製品大賞
- 防災製品等推奨品マーク
また、異常を感知してバッテリーをコントロールするBMS(バッテリーマネージメントシステム)やMCU(制御装置 )を搭載している機種が安心です。
ポイント⑨ その他の機能(ライト・防水・スマホ連動)
最後に、メーカー独自でオリジナリティを出している製品もあります。
例えば、、、
- 停電時やキャンプの時に役立つライト機能
- Bluetoothのスピーカー機能
- 防水・防塵機能
- スマホとペアリング機能
このような多様な機能は、他社製品と比較検討する際に差別化するポイントになるかもしれません。
ポータブル電源の代表的なメーカー4つ
ポータブル電源を選ぶ際のチェック項目が多すぎて、不安になってきた方もいると思います……。
そんな方におすすめなのは、すでに多くの販売実績があり信頼性の高い大手メーカーを選ぶこと!
ここでは4社を取り上げます。
メーカー【1】Anker(アンカー)
世界No.1のモバイル充電ブランドとして世界展開しているAnker(アンカー)。独自の急速充電テクノロジー「PowerIQ」、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用した長寿命バッテリーが強み。
Ankerのポータブル電源はブラックでスタイリッシュなので、クールなキャンプサイトを作りたい人におすすめ!高品質でコスパの良さも魅力です。
メーカー【2】Jackery(ジャクリ)
世界で初めてリチウムポータブル電源を開発し、ポータブル電源の販売数は世界で100万台以上のJackrey(ジャクリ)!
各種メディアでの露出も多く、知名度もNo.1と言っても過言ではありません。
「Amazon出品者アワード2021」にてイノベーティブブランド賞を受賞し、顧客満足度の高さが証明されている信頼度の高いメーカーです。製品ラインナップの豊富さも魅力!
メーカー【3】BLUETTI(ブルーティ)
世界トップクラスの蓄電池関連技術を持つパワーオークグループ生まれのBLUETTI(ブルーティ)。最新鋭システムの製造ラインにより生み出される、高品質で低価格なポータブル電源が人気です。
長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用した製品も多数! カッコよさと可愛らしさを兼ね備えたデザイン性の高さも人気です。
メーカー【4】EcoFlow(エコフロー)
EcoFlow(エコフロー)は、「EcoFlow Technolgy」という社名の通り、クリーンな電力技術を開発している企業。
高速充電の特許技術「X−Streem」や、高度なアルゴリズムによって定格出力1400W以上の電化製品の動作電圧を下げて稼働させる技術「X−Boostテクノロジー」など独自の技術で個性を発揮し注目を浴びています。
キャンプにもぴったりなおすすめポータブル電源14選!
いよいよここからは、どんなポータブル電源があるのか見ていきます!
ハピキャンの番組内で使用した製品やハピキャンライターのおすすめを含め、14アイテムを厳選しました。
1. 大容量でコンパクト! 『Jackery/ポータブル電源1000』
まずは、ポータブル電源業界トップシェアのJackeryから『ポータブル電源1000』をご紹介!
Jackeryにはよりハイパワーの1500も存在するのですが、女性でも持ち運び可能な10.6kgという重さはキャンプに持ち出しやすく、パワーも申し分ないと高評価を得ています。
『ポータブル電源1000』でできること
- スマホ充電:約100回
- サーキュレーター:約57時間
- 車載冷蔵庫:約66時間
- 電気毛布:約13時間
これだけの大容量であれば、電気毛布やホットカーペットを使ったぬくぬく冬キャンプが余裕でできちゃいますね!
ひとつ注意したいのは、Jackeryの周波数は60Hzであること。
筆者が所持している家電製品をチェックすると全て50/60Hz対応だったので大抵の家電製品は対応するのではないかと思いますが、50Hzの家電製品は使えないことを頭に入れておいてくださいね。
▼こちらの記事では実際に『ポータブル電源1000』を使っているハピキャンライターが徹底レビュー!ぜひあわせて読んでみてください!
2. ファミキャンにも対応のバランス型『Jackery/ポータブル電源708』
続いては、以前ハピキャンでレビューした『ポータブル電源700』のリニューアルモデル『ポータブル電源708』です!
バッテリー容量や価格はそのままに、これまでタイプAのみだったUSBポートが1つタイプCに変更され、急速充電にも対応するようになりました。また、フル充電にかかる時間も短縮されて使いやすくなっています。
スマホの充電は40回程度でき、連泊キャンプや2〜3日の停電にも対応可能です。サイズ感、価格、バッテリー容量含め、万能で非常にバランスの良いポータブル電源と言えるでしょう!
▼従来モデル『ポータブル電源700』の詳しいレビューはこちらからどうぞ!
ソーラーパネルも一緒に! 『Jackery/ソーラーパネルセット1000』
非常時への備えにポータブル電源の購入を検討しているなら、ソーラーパネルの購入も検討しましょう!
『Jackery/ソーラーパネルセット1000』は先に紹介した『ポータブル電源1000』とソーラーパネル『SolarSaga 100』のセット。
天気さえ良ければ、どこでも充電できるのは強みですよね!
停電が長引いた時や、連泊キャンプで電気が減ってきた時など、不安に駆られることなくチャージできますよ。
▼こちらの記事では『Jackery1000&400』、『Jackry SolarSaga100』をキャンプで使用してきました!
3. 最強モンスター級! 超大容量『ALLPOWERS/Monster X』
海外のクラウドファインディングサイトで3億円集めたハイパワーのポータブル電源『ALLPOWERS/Monster X』。その名の通り、モンスター級のバッテリー容量1700Wh&2000Wの高出力を誇ります!
コンセントはなんと4口!さらにUSB端子は合計6口!
カメラ、パソコン、スマホを充電しながら複数のキッチン家電で調理なんてことも可能です。
電気自動車への充電もでき、テスラに1時間給電すると13〜15km走れるとのこと! ほとんどの家電に対応可能なスペックなので、エコライフの一歩として日常使いするのも良さそうですね。
▼愛用ライターのレビューはこちらの記事でご覧いただけます!
4. カッコいい大容量モデル! 『Anker/PowerHouse Ⅱ 800』
スタイリッシュな大容量モデルが欲しい人には『Anker/PowerHouse Ⅱ 800』がおすすめ!
リチウムイオン電池なので、この後紹介するリン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種と比較すると寿命は劣るものの、1000Wの瞬間最大出力、合計6口のUSB端子など、ファミリーキャンプにも対応可能なスペックです!
充電しながら放電する「パススルー充電」は一般的に電池の劣化を進行させるのですが、Ankerのポータブル電源は電池の劣化を抑える仕組みを採用しているため充電しっ放しにしてもOK!毎日使える気軽さは大きな魅力です。
5. クールなデザインで長寿命! 『Anker/535 Portable Power Station』
リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した長寿命モデル『Anker/535 Portable Power Station』。
スマホ充電は62回、ノートパソコンの充電は8回、TVは4時間見ることが可能。自宅のインテリアやオシャレサイトに馴染みやすいスタイリッシュなデザインも好評です。
キャンプや停電時に役立つLEDライトや、バッテリーを衝撃から守る高耐久設計も魅力。
6. 長寿命で安い! ソロキャンプ向き『Anker/521 Portable Power Station』
日常使いしやすいコンパクトモデル『Anker/521 Portable Power Station』。
先にご紹介した『535 Portable Power Station』同様、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、サイクル数は3000を超える長寿命のポータブル電源です。
バッテリー容量は少なめではあるものの、スマホ充電は31回、ノートパソコンは4回の充電が可能なので、車中泊やワーケーション、ソロキャンプにも活躍することでしょう!
7. 在庫限り! 超大容量の名作『BLUETTI/EB150』
長年BLUETTIを牽引してきた人気商品『EB150』。現在は製造中止となり、購入できるのは在庫限りとなっています。
バッテリー容量1500Wh、定格出力1000Wと超大容量! 災害時、1週間程度の停電に備えるだけのパワーを持ち、電気ノコギリや電気ケトルなどの高出力家電も問題なく使用可能です。
ハイパワーモデルでネックとなるのが重量……。『EB150』は17.2kgと気軽に持ち運ぶのは難しいですが、災害へしっかりと備えたい人や高出力の工具を使う人などには非常におすすめです!
▼こちらの記事で『BLUETTI/EB150』を愛用しているハピキャンライターがレビューしています!
8. 可愛いけれど大容量! 『BLUETTI/EB70』
キャンプにマッチするオシャレカラーと持ち出しやすいコンパクトさで人気の『BLUETTI/EB70』。
可愛らしい見た目に反した716Whの大容量と豊富な出力ポートにより、あらゆるシーンで活躍します! 自然放電を防ぐBLUETTI特有のエコモードは注目したいポイントのひとつ。
外装にはPC+ABS防火レベルの材質を採用し、耐熱性と酸熱性に優れています。さらに静音の内蔵ファンを搭載し、安全性への配慮はトップクラスです!
9. 充電時間は驚異の1.6時間! 『EcoFlow/RIVER Max』
続いては『EcoFlow/RIVER Max』です。その時々で、使いたい家電製品や容量に変化がある方におすすめの1台!
『RIVER Max』の定格出力は600W。通常ドライヤーやケトルなどの高出力の家電製品は使用できませんが、X-Boostテクノロジーという独自の技術によって一時的に電圧を下げることで最大1200Wまでの家電製品が使用可能です!
さらに、エクストラバッテリーの着脱によって容量を変えられるモジュール設計なので、利用目的によっては軽量化できるのが非常に便利。
充電時間も1.6時間と爆速なので、何台もポータブル電源を使ってきたハピキャンライターもお気に入りだそうですよ!
▼こちらの記事では実際に『RIVERMax』を使っているハピキャンライターが徹底レビュー! 気になっている方はぜひあわせて読んでみてください♪
10. コンパクトで大容量! 『EcoFlow/RIVER Pro』
『EcoFlow』RIVERシリーズの上位モデル『RIVER Pro』。720Whの大容量バッテリーに別売りのエクストラバッテリーを追加することで、1440Whもの超大容量に進化するスグレモノ!
先に解説した『RIVER Max』同様、業界トップクラスの1.6時間という充電時間やX-Boostテクノロジーを備えています。
大容量かつコンパクト、さらには高性能のポータブル電源をお求めの方には最適な1台と言えるでしょう!
11. ポータブル電源には珍しい日本メーカー! 『ポタデン(e-life-line)』
ハピキャンライターも愛用する『ポタデン(e-life-line)』は、日本マーケティングリサーチ機構調べで、「キャンパーが選ぶポータブル電源」No.1に輝いた商品です。
日本メーカーならではの安全性や、世界初のe-lifeシステムによって電気ロスを大幅に削減しバッテリーが長持ちすると好評です。
Bluetoothスピーカーを搭載しているので、BBQやイベントなどでBGMを流すことも可能! 容量は472Whで、スマホ充電が40回できちゃいます!
▼詳しいレビュー記事はこちらから!
12. Jackeryと共同開発の新作! 『KENWOOD(ケンウッド)/BN-RK600-B』
映像・オーディオ機器で知られる日本メーカー『JVC/KENWOOD』が『Jackery』と業務提携。2社の共同開発で誕生した新作『BN-RK600-B』をご紹介!
ファミリーキャンプにも対応可能な626Whの大容量。「ブラック一色の無骨な外見が好き」という方の選択肢にもいかがでしょうか?
国内メーカーならではの手厚い安心サポート体制は、高額なポータブル電源の購入にあたり安心要素と言えるでしょう!
注意したいのは、Jackery同様周波数が60Hzであることと、USB端子がType−Aのみであること。この2つをクリアしている方には特におすすめですよ。
13. 防塵・防水で安心! 『Smart Tap/PowerArQ3』
続いて、楽天・Yahoo!などの大手ECモールで高評価を取得し、ランキング上位にランクインしている『Smart Tap/PowerArQ3』です!
防塵・防水機能の付いていないポータブル電源が多い中、『PowerArQ3』は防塵・防水保護等級IP33相当。すべての出力ポートにキャップが付いており、砂や雨の侵入から守ってくれるのでアウトドアにもってこい!
さらに、新機能のバッテリー交換システムを搭載し、バッテリーの寿命が来たら自分でバッテリー交換もできちゃいます! 本体ごと買い換える必要がないので、寿命を気にせず思いっきり使えますね。
ワイヤレス充電にも対応しているので、対応スマホをお持ちの方は検討してみてはいかがでしょうか?
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『Smart Tap』のポータブル電源はオシャレなカラーが豊富。
特にどんなシーンにも馴染みやすいくすみカラーはおすすめです!
14. 車中泊やソロキャンプに! 『Smart Tap/PowerArQ mini2』
長寿命で安全なリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した『Smart Tap/PowerArQ mini2』。防塵・防水性能はIP21相当。
液晶画面はモノクロで表示も最低限にとどめ、消費電力を抑える仕様となっています。
346Whで他のポータブル電源に比べるとバッテリー容量は少なめですが、50Wの電気毛布なら6時間使えるのでソロキャンプにはもってこい!
コンパクトながら出力ポートは充実しており、ライトも付いて使い勝手の良さが光る1台です。
ご紹介したポータブル電源のスペック一覧!
今回ご紹介した14商品のスペックをまとめました。
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ファミリーキャンパーの筆者がもっとも気になったのは、大容量、長寿命、充電時間も短くコスパ◎の『Anker/535 Portable Power Station』です。
比較検討しながら、目的にマッチするポータブル電源を見付けてくださいね!
キャンプやいざという時の備えにポータブル電源を! いつでもどこでも電気で快適
近年の異常気象や頻発する自然災害への備え、アウトドアライフ、ワーケーションなど、多様なシーンで活躍するポータブル電源。
選ぶ際にはチェックすべき項目が多く迷ってしまいがちですが、購入後の後悔がないよう、使いたい家電製品や利用シーンを事前によくイメージして、製品の条件と照らし合わせながら選んでみてください!
この記事をあなたのポータブル電源選びの参考にしてくださいね♪
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