東名でトラック横転、ペンキ流出 一部区間で一時通行止め

 3日午後9時半ごろ、山北町の東名高速道路上り線鮎沢パーキングエリア付近で、大型トラックが横転する事故が発生した。事故の影響で、同高速上りの御殿場インターチェンジ(IC)-大井松田IC間が通行止めとなっていたが、4日午前10時50分ごろ解除された。

 県警高速隊によると、現場は片側3車線で緩やかな左カーブ。中央車線を走行していた大型トラックが追い越し車線の壁に衝突して横転、2車線をふさいだ。トラックの男性運転手が負傷し病院に搬送された。

 荷台に積載されていたペンキが入ったドラム缶が路上に散乱し、中身が流出した。これらの除去や路面清掃のために同区間が通行止めになった。

 同隊によると、現場付近では事故直前、工事で追い越し車線の車線規制が始まっていた。追い越し車線の車が左側へ車線変更しようとした際、中央車線を走っていたトラックがバランスを崩した可能性があるという。

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