オートキャンプの魅力はたくさんのキャンプギアが運べるところ。しかし、車にたっぷり荷物を詰めても、それをキャンプサイトに運ぶのは意外と労力になります。そんな荷物を一度に多く運べるギアがアウトドアワゴンです。最近は荷物を運ぶだけでなく、テーブルにトランスフォーマーするワゴンもあり、キャンプサイトでもよく見かけるようになりました。今回は、人気上昇中のアウトドアワゴンの魅力とおすすめの商品を案内します!
アウトドアワゴンはこんなところがおすすめ!キャンプや日常シーンで役立つポイント
アウトドアワゴンとは荷物を乗せて引ける台車のことで、一度に多くの荷物を運ぶことができ、キャリーやカートとも呼ばれる、近年注目のアウトドアギアです。
筆者が住むアメリカでは、キャンプシーンだけでなく、スポーツイベントやビーチなどでも昔から愛用され、フリーマーケットなどでは子供のベビーカー代わりに活用している人も多く、「子供がいる家庭には必ずある!」と言っていいほど身近なギアですが、近年は多機能なモノも増え、さまざまな目的で活用されています。
アウトドアでのシーンでは...
キャンプシーンでは多くの荷物を1度に運べるため、駐車場からキャンプサイトが離れているときや、ビーチや公園などでピクニックをするときに便利。
また、ワゴンの種類によっては、荷物を運べるだけでなく、上部に板を置いて、テーブルとして利用できるものや、耐荷重が高いものは、子供やペットを乗せて運ぶカートとしても活用されています。(子供やペットがNGのモノもあるので注意)
アウトドアワゴン・キャリーワゴン・キャリーカートはだいたい同じですが...
アウトドアワゴンとキャリーワゴン・キャリーカートはだいたい同じものですが、収納の箱部分がついていない、2輪のものを「キャリーカート」としているブランドもあるため、購入の際にはしっかり写真や現物を確認しましょう。
今回は、収納部分も付いた4輪の「アウトドアワゴン」の選び方・おすすめ商品を紹介します。
購入前にチェック!キャンプにぴったりなアウトドアワゴンの選び方
一言で「アウトドアワゴン」と言っても、サイズや機能などの違いでさまざまなタイプのモノが販売されています。ここでは、初めてアウトドアワゴンを購入する人が参考にできるように、選び方のポイントを紹介します。
選び方のポイント1:サイズ・コンパクト性
当たり前のことですが、大きいモノのほうが多くのモノを1度に運ぶことができますが、その分重くなるので運ぶのが大変になったり、ワゴン自体が大きくなれば、それ自身を持ち運ぶのが大変になります。
車のトランクに入れる場合は、収納したときトランクに入る大きさか確認が必要。アウトドアワゴンは折り畳んだ状態でも結構大きく、嵩張ります。ワゴンは折り畳めるタイプのモノが主流ですが、折り畳んだ収納時の大きさや重量も重要です。
選び方のポイント2: 耐久性・耐荷重
サイズが大きくとも耐荷重がないものは、1度に運べる荷物が少なくなります。収納部分の素材とともに、持ち手やタイヤが取れる場合もあるため、持ち手やタイヤの強度も重要です。
選び方のポイント3: 運転のしやすさ
意外にチェックしない部分が「運転のしやすさ」です。アウトドアシーンで使用する場合は、フラットなアスファルトだけでなく、カートが動かしずらい砂や砂利道で使用する場合もあります。タイヤの大きさや、タイヤが回転するかの違いで運転の違いがでます。また、持ち手がT字やO字などの違いもあるので、試運転できる場所は、一度自分で運転させて、移動しやすいかどうか確認しましょう。
選び方のポイント4:「運ぶ」以外の+α機能
アウトドアワゴンの一番の目的は荷物を運ぶことですが、キャンプ場では、その形状を生かしてテーブルになるモノもあります。また、ドリンクホルダーがあるもの(フリーマーケットなど買い物で使用する場合、ドリンクホルダーは重宝します)、ポケットがあるもの、屋根があるものなどの違いもあります。
選び方のポイント5:デザイン性
機能も重要ですが、やはり持ち歩くものなので、デザイン性も重要!アウトドアワゴンは、素材やカラーの違いでさまざまなモノが販売されています。
【最新モデル】キャンプにぴったりなおすすめアウトドアワゴン 3選
近年発売された新機能もある最新モデルは…
メッシュで洗える!コールマン「アウトドアワゴンメッシュ」
耐荷重が100㎏で重量約10kgのメッシュ素材のアウトドアワゴン。汚れたら簡単に水洗いができ、カスタムパーツをつければテーブルとしても使える多機能なアウトドアワゴンです。
耐荷重:100kg
重量:約10kg
▼詳しくはこちらを!
【注目リリース】Coleman(コールマン)の人気アウトドアワゴンにメッシュタイプが登場! - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
長いギアも入れやすい!Neutral outdoor「オフロードキャリアワゴンⅢ」
後部に長いギアを差し込めるファスナードアが装備された、極太タイヤのワゴン。スリムで薄型に折り畳みができるところも魅力。
耐荷重:80kg
重量:約11kg
斬新なカラーが人目を惹く!WAQ「アウトドアワゴン」
耐荷重150kg、幅8.5㎝の特大タイヤの大容量アウトドアワゴン。従来のものよりハンドルが15㎝伸び、引きやすくなり、デザインもユニーク。
耐荷重:150kg
重量:約11.2kg
【サイズで選ぶ】キャンプスタイルに合わせられるアウトドアワゴン3選
アウトドアワゴンはサイズもさまざま。それぞれのキャンプスタイルに合わせて選びましょう。
コンパクトで持ち運び楽チン!ENDLESS BASE「ミニキャリーカート」
幅42×奥行82×高さ83cmで約7kg。通常のサイズより一回り小さくソロやディオキャンプに最適なアウトドアワゴン。
耐荷重:80kg
重量:約7kg
200Lと大容量でいろいろなモノが運べる!ENDLESS BASE「アウトドアワゴン」
ワイドラバータイヤでパンクすることがない、運転がしやすい大容量なアウトドアワゴン。荷物が多くとも1度に大量に運べる家族向きの商品。
耐荷重:150kg
重量:約13kg
狭い場所でも使いやすい!深型の山善キャンパーズコレクション「エブリデイキャリー」
奥行きは短めですが、深型で長いキャンプギアも運びやすいアウトドアワゴン。前のタイヤにはストッパーが付いているので斜面でも使用しやすいところも◎。
耐荷重:80kg
重量:約9kg
【1万円以下】コスパがいいアウトドアワゴン3選
コスパがいい!1万円以下でも機能性抜群のアウトドアワゴンは…
カラー展開が豊富!VASTLAND「アウトドアワゴン」
1万円以下ですが、タイヤロック搭載で坂道でも使えるアウトドアワゴン。
耐荷重:150kg
重量:約11.7kg
大容量なのに低価格!Modern Deco「ワイドタイヤキャリーワゴン」
190Lの大容量。ハンドル側のタイヤは360度回転する運転しやすいワイドタイヤのワゴン。
耐荷重:150kg
重量:約13kg
コスパ抜群のホールアース「アウトドアワゴン」
6千円代で購入できるコスパ抜群で軽量なアウトドアワゴン。
耐荷重:80㎏
重量:約9kg
【機能で選ぶ】キャンプにぴったりなおすすめアウトドアワゴン3選
荷物を運べるのは当たり前!+α機能が付いたアウトドアワゴンのおすすめは…
大容量なのに低価格!ロゴス「TOPカバーキャリーカート」
TOPカバー付きでテーブルとしても使えるワゴン。使わないときはコンパクトに畳めるところも◎。
耐荷重:100㎏
重量:約9.3kg
ループ付きでいろいろなモノが吊るせる!ロゴス「Loopadd丸洗いキャリーカート」
本体が簡単に取り外しが可能で洗えるところはもちろん、全面にハンギングループがあり、トングやフライパンなどさまざまなモノを吊るせる多機能アウトドアワゴン。
耐荷重:100kg
重量:約9kg
屋根付き!ベンチにもなる3 in1のラジオフライヤー「イージーフォールドワゴン」
屋根付きでベンチにもなる子供がいる家庭におすすめのキャノピー付きワゴン。ドリンクホルダーもついており、夏にうれしい機能がたくさん!
耐荷重:68kg
重量:約9.6kg
▼詳しくはこちら
【レビュー】子供の乗車OK!アウトドアワゴン「ラジオフライヤー」をおすすめ!ファミリーキャンパー必見 - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
【デザインで選ぶ】キャンプにぴったりなおすすめアウトドアワゴン3選
機能も重要ですが、やはりデザインも気になります。
色合いがかわいい!レイチェル「アウトドアグランドキャリアワゴン」
ワゴンのタイヤがツートンカラーで赤が目を惹くキュートなワゴン。収納ポケット付きで機能性もあり!
耐荷重:60kg
重量:約10.8kg
アイボリーでスタイリッシュ!S’more「One touch storage wagon」
大型タイヤとワゴンのバランスがいい!汚れても洗えるアイボリーカラーのスタイリッシュなワゴン。
耐荷重:静止中 100kg
重量:約9kg
ウサギのロゴがかわいい!DOD「フォールディングキャリーワゴン」
側面にDODのロゴのウサギが大きく描かれたインパクト大のアウトドアワゴン。かわいらしい見た目ですが大容量!タイヤを取り換えられる使い勝手の良い商品。
耐荷重:100kg
重量:約14kg
自分のキャンプスタイルにあったアウトドアワゴンを選ぼう
近年はさまざまなブランドからアウトドアワゴンが発売されており、「荷物を運ぶ」以外の機能付きのモノも増えてきています。ただし、機能が増えれば増えるほど高価になるため、「本当に+α機能が必要か」考えましょう。
また、大容量のモノは便利ですが、収納サイズが大きくなってしまうことも!自分がどのぐらいの荷物を運ぶか考え、自分に合ったアウトドアワゴンを選びましょう。
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