もらってうれしい映画賞を続々と受賞した鈴木亮平

俳優の鈴木亮平が5月30日、都内で行われた「第31回 日本映画批評家大賞」授賞式に出席したことを、各メディアが報じた。

映画批評家たちの視点で、優れた作品や俳優に贈られる同賞。鈴木は映画「燃えよ剣」「孤狼の血 LEVEL2」で助演男優賞を受賞した。

鈴木は、「一方は主役を引っ張って土台で新選組を支えるという役で、もう一方は主役を食いちぎらなければいけない使命を持った悪役。この二つを評価してもらい、助演男優賞をいただけたことがとてもうれしく思います」と喜び。

俳優デビューから約20年たったが、「やればやるほど難しく、でもやればやるほど面白くて毎日夢中になっている。映画に出会えて、演技に出会えて良かったな」としみじみ語ったというのだ。

「もともと、鈴木は中学時代に映画の魅力に取りつかれ、俳優を目指すようになった。大学時代には映画情報誌『キネマ旬報』の熱烈な読者だったというが、昨年度の活躍で『第95回 キネマ旬報ベスト・テン』の助演男優賞を受賞しただけに、喜びもひとしおだったはず。さらに、今回受賞した『批評家大賞』も審査員の評価がかなり厳しく、ほかの映画賞と選考基準がかなり違うのは業界内では有名な話。そんな事情もあるだけに、こちらの賞も鈴木にとってはかなりうれしい賞となったはずでは」(芸能記者)

来年は鈴木が主演をつとめたTBS系ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版が公開予定。ドラマ版が高視聴率を記録しただけに注目度も話題度も大きく、来年度は鈴木が各映画賞の主演男優賞を総なめにしてしまうかもしれない。

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