日本維新の会の吉村洋文副代表（大阪府知事）は4日、横浜市中区の桜木町駅前で街頭演説した。2021年の出生数が過去最少を更新したことに触れ、「次世代の子どもたちがチャレンジしたいと思える社会をつくりたい」と強調し、子育て支援策の充実を訴えた。
地元大阪での実績や「身を切る改革」をアピールし、「改革で財源を生み出し、次世代に投資する。教育や出産の無償化をやらなければいけない。特定の業界団体に頼らない維新だからこそできる改革がある」と力を込めた。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に伴う物価高騰にも言及し、「この状況なら、一時的に減税すればいいではないか。なぜ国は判断できないのか」などと政府の対応を批判した。
街頭演説では、夏の参院選神奈川選挙区に同党公認で立候補を予定する元職の松沢成文氏もマイクを握った。
